【忘れ去られた】死んでいるけど生きているゾンビ駅「旧成田空港駅」東成田線「東成田駅」に降りる。【ターミナル駅】(1)

全国裏探訪取材班は、海外取材などが多い為年に何回も「成田空港」を利用する。成田空港と言えば日本の玄関口として名高い。成田空港の前身である新東京国際空港の開港は1978年(昭和53年)まで遡る。

「Narita Airport」

現在の成田空港へのアクセスは高速バスや自家用車による高速道路や、JR成田線成田エクスプレスや京成本線・京成成田空港線スカイライナーで来港される読者がほとんどだと思われる。後者の鉄道であれば「成田空港駅(成田第1ターミナル)」や「空港第2ビル駅(成田第2ターミナル・第3ターミナル)」を利用すると思う。

「空港第2ビル駅構内」

今ある成田空港駅や空港第2ビル駅はこのようなイメージだ。向かって左側が京成電鉄、右側がJR線となる。ちなみのこの2つの新駅が出来たのは1992年(平成4年)のことだ。成田空港の開港が1978年なので1992年まで鉄道は無かったのか?と言われるかもしれないが、実はそんなことはない。かつての旧成田空港駅は実は今でも存在する。

「京成線 東成田駅への連絡口」

さてここから現場を見て行こうか。まずは看板をご覧いただこう「京成線 東成田駅」と書かれている。東成田駅?そんな名前の駅は無かったはずだが、実はこの東成田駅というのが旧成田空港駅の事なのだ。さっそく連絡口に吸い込まれるように歩いていきましょうかね。

取材班は現在空港第2ビルにいるのだが、どうやらここから今回の目的地「東成田駅」へ早速歩き始める。

「京成東成田駅まで 500m」

東成田駅まではL字型の通路500mほどで地下道で繋がっているようだ。

「この連絡通路の利用時間は 5時20分~23時15分です 成田国際空港株式会社」

歩き始めるが、長い湿っぽい地下道。先が見えない。安易に考えていただかなり長いな。

永遠と白い壁に、蛍光灯が光る。道路は下ったり登ったりしておりもしかすると閉所恐怖症にとっては辛い道のりになるかもしれない。少し息苦しい気もするが気のせいだろうか。

 

結構歩いてきたな・・と思って看板を見るが、歩いた距離はまだ100m。結構歩いたようにも感じるが景色は変わらず単調なのでかなり長く感じる。

しかもこの通路結構きったないんですよね。スマホの乗換案内でピンポイントの地点検索をして、うっかり東成田駅に誘導されるとこの高低差のある500mの地下道をひたすらキャリーバックを引っ張らなくてはならないのか。かなり過酷だな。

長い通路なので、広告でも見ながら・・と思ったところでその広告も真っ白。ほんと酷いもんですよ。退屈極まりない。

そうこうしながら、えっちらおっちら歩いてもまだ半分。当時を思い出してだんだん記事を書くのも億劫になってきたので、続きはまた次回。

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(2019)