【品揃えと】レトロな雰囲気、吉塚商店街を歩く【人情豊かな】(1)

全国裏探訪取材班は、別件で福岡へ取材に来ているが午前中のみ空き時間ができたので、博多駅の隣の駅「吉塚」にを探訪している。博多駅と言えば数年前に駅舎が完全にリニューアルされまさに九州の玄関口として大規模な威容を誇っているが、ここ吉塚はたった一駅となりなだけで下町情緒漂うスポットだった。

吉塚駅南側「吉塚市場前」

吉塚通りにはパチンコ屋。まぁこれはデフォルトだよな。

これも福岡あるあるだが、商店の頭上には特大の「高山質屋」の看板がある。地元福岡の一大質屋グループだな。

吉塚通りから南に伸びる細い路地が商店街の入り口になる。午前中に立ち寄ると、巣鴨張りの老人たちが元気に品定めしているので一発でだ分かるだろう。それにしても平均年齢が高いな。取材班が浮きまくるなw

昔は福岡は物価が安くて住み易いと言われたもんだが、最近はそうでもないようだ。こういった小さな商店でも結構値段が高かった。

「吉塚地蔵」

ちなみに吉塚の地名の由来だが、1586年(天正十四年)豊臣秀吉の九州平定の際、豊臣連合軍と島津家の戦が始まり、薩摩側の筑前高鳥居城を守備していた武将星野吉実(ほしのよしざね)と星野吉兼(ほしのよしかね)は豊臣連合軍毛利氏の大軍に奮戦するも両名共に討ち死にし島津氏への忠義を守った。その両吉氏は“吉実塚”として祀られることになった。それが後にこの地で「吉塚」となったわけだ。

「吉塚商店街 第一ブロック通り」

吉塚地蔵から少し入ると、Yの地左に商店街が出現。あまりレトロ感はない。

さらに進むと、銭湯らしき「ゆ」の文字が目立つが、少し雰囲気が違うな。

 

「カンボジア家庭料理 シュムリアップ」

カンボジア料理の店に改装されている。男湯と女湯それぞれの入り口もポップな色に彩られ今でも利用されている。

「松本かしわ店」

商店街の幅員は狭く天井アーケード部分は半透明の樹脂製の屋根がついているが、ところどころ朽ち果て洪水になると雨漏りしそう。

取材班は今進んできた「第一ブロック通り」と「第二ブロック通り」のクロスする部分まで来た。

 

開業当時は向こうが見えないくらいのお客さんがいたというが、今はこの通り。交差部分の一角も空き地となってしまっている。時代だな。

交差部の上を見上げると、こちらもズタボロ。

市民の見方?お決まりの公明党のポスターもあっちゃこっちゃに貼られている。

商店街はこの第一ブロック通りと第一ブロック通りの交差部分を中心に広がっているようだが、どうやら西側はあまり栄えていないようだ。

 

たまご屋(左)とお茶や(右)がある。にしても〇ד屋”というのが厳しい時代にたまご屋ってwいまだに存在する絶滅危惧種だなw

「香楽園 たばこ」

お茶の香りなのかたばこの香りなのかわからんネーミングだが、今でもこんな店が博多駅の隣の駅にあるとは驚く限りだ。

吉塚商店街、後半もお楽しみに。

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#福岡市 #アーケード #路地裏 #公明党 #レトロ

(2018)