【熊本の】「八代」の旧赤線地帯と河童伝説。【第二都市】(7)

全国裏探訪取材班は、八代の球磨川支流前川にある徳淵の津まで取材してきた。今は一熊本の地方都市になっているが、歴史をひも解くとここは輝かしい物語があった。

取材班は赤い星の徳淵の津から、青色の旧紺屋町に戻る。

「寿司 よし村」

寿司屋裏手の土手沿いを紺屋町遊郭方面へ帰る。ここも、土手上に立つ寿司屋と裏の民家の2階は繋がれる。

民家には恵比須様も瓦に配置されている。

「俵ビル 桑原ビル」

旧紺屋町遊郭の大門跡まで戻って来た。ここから先はスナックを始まとした飲食街が立ち並ぶ。じっくり見て行こう。

俵ビル入り口。看板はすでになくシャッターが閉められていた。

旧紺屋町遊郭時代からのメインストリート。

「松本ビル」これも飲食ビルだ。

 

「カウンター女性求む 20才~35才位 〈委細面談にて〉花いちりん 〈TEL〉32-5737」
「従業員募集! 女性従業員(若干名)委細面談・アルバイト可 連絡先 昼 (5)1170・夜(4)1983 スナックビッグ西班牙すぺいん」
「女子 従業員募集 ・アルバイト可 ・委細面談 スナック 魅帆 TEL(34)2862」
店舗看板より威勢よく書かれているスタッフ募集の看板。その名は、スナックビッグ西班牙(スペイン)。どこにもスペインの感じがしないが・・(笑)しかも、文字に起こしてみると、どこか同じ雰囲気を感じるな。

「和風 スナック 花笠」

今はシャッターを閉め、唯一の客である猫までもシャットアウトしている。

ずいぶん変わった壁だが、これは優秀なデザイナーが入ってくる光の加減を考え、陰をデザインしたとすれば非常によくできているな。現役でないのが惜しい。

道を挟んだ前にあるスナック跡か・・暴○団の事務所にも煮えなくはないが・・

 

「八代センタービル」低階層部はテナントが入るビルのようだ。

「八代センタービル 24時間営業 サウナ」

24時間営業とあるが、入り口で寝ているオーナー?がいるのみだった(笑)

「炭火焼 たべり屋」某三色学会の信者だろうか。壁にはガッツリと青黄赤のラインが引かれている。なかなか信心深いな。大勝利!!w

「中央コーポ」「中央タクシー TEL.33 6161」
これも八代センタービルと同じ低階層部は商用に利用されている。どちらもズタボロのビルにはちがいない。

 

「Liquor Shop KIMURA」このメインストリートも、パッと見は栄えているように見えるがどこも閉まっている。2011年九州新幹線鹿児島ルートが全線開業したが、熊本第二都市八代と言えども、相当厳しそうだな。

「すなっく さくら」ここもやってないな。

「松岡ビル」このビルは(3)で土手上から見た飲食ビルだ。

「お食事処 たかはし」スパゲティ 魚料理 串焼 ハンバーグ 焼肉 ステーキと思いつく限りのレパートリーだが・・奥の「すなっく であい」の奇抜なデザインも気になるな。

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(2018)