【熊本の】「八代」の旧赤線地帯と河童伝説。【第二都市】(3)

全国裏探訪取材班は、かつて肥後一の繁華街だった「八代」を巡っているわけだが、前回は現役の渋いキャバレー白馬。などを見て来た。
ここから先は、旧赤線地帯となる「紺屋町遊郭跡」に突入することになる。場所をおさらいしよう。
「紺屋町遊郭エリア」地図の大体青色で塗られたエリアが旧紺屋町遊郭エリアらしい。取材班は現在「浄信寺」近くの赤色線の土手上の道路に居る。そこから西へ歩いてゆく。

「八起ビル」紅白の外観に実に演技にいネーミング。このセンスはなかなか無いな。

「酔族館 チャコ」
土手下のスナックを見る。名前は酔族館と言うらしいが、球磨川が氾濫しこの土手(堤防)を破りリアル酔族館(水族館)にならない様にしてもらいたいな。

やたら賑やかでペタペタとシールが張られているが、中央には「貸店舗」の白い紙が貼られ、既に売りに出されているようだ。

「熊本社交環境衛生同業組合会員の章 八代支部」とそれなりのポストのようだが・・
下の「未成年者(十八才未満)の方はお客として立ち入っりできません。」何としてなら立ち入られるのかとも思うが、まさかミテコじゃないよな・・

土手上の道路から見た堤下の様子。土手はマンションの2階部分ぐらいまで盛られている。おそらく2m以上か。

土手上の道路にも店舗があり、ただの土手ではない。道路、店舗、土手(堤防)と一石三鳥である。

「松岡ビル」入居テナント行灯。どれも個性的なデザインが良いな。左下の「わかめ」ってなんだw気になるw聖姫ってのもいろいろ想像が膨らむネーミングセンスだなw

 

「松岡ビル」南側。後で北側正面も紹介しようと思っている。

この和食料理屋のようなものも残念ながら「売物件」となっている。
土手上の道路から店舗2階にアクセスできるようになっている。しかも土手上を駐車場に活用している変わった造りだ。

「広東海鮮料理 東陽軒」それにしてもここまで大きな店舗を土手上に配置できるとは・・結構な都市計画だな。

(写真は国土地理院より)

この赤い線の土手は見るからに古く、1974年(昭和49年)当時ももちろんあった。まだ1974年には現在の様に新堤防はなく、赤色の旧土手が現役だったことがうかがえる。紺屋町遊郭エリアはまさにその旧土手に守られる形だ。

 

それにしてもこの中華料理屋、日本料理や多国籍と何をメインにしたいかわからいが・・しかもチャイナドールって・・イカガワシイ臭いもしないでもない(笑)
ほんで下の「夜豆志呂倶楽部」って夜露死苦!みたいなノリかと思ったら、やずしろ=八代か!一瞬何のことかわからなかった(笑)ミョーなノリだな~

取材班は一度土手を降りる。

写真左が旧堤防の土手。かなり古い。

次回は、唯一の紺屋町遊郭の遺構、貸座敷「黄金」を見て行こうと思う。

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(2018)