【背徳の】三重の桃源郷「渡鹿野島」を現地取材する。【売●島】(5)

全国裏探訪取材班は、若者に人気なハート型の島。ではなく、かつて性産業で栄えた●春島「渡鹿野島」に来ている。今回も前回に引き続き島内の様子を見て行きますよ。

「この島は 道でタバコを 吸わぬ決め」

ご覧の通り島の居住区画は家と家が密集しており、自家用車はまず入れない。その為火災になると消防車も入ってこれないため一瞬で多くが全焼してしまう。

「この島は 道で タバコを 吸わぬ決め。」

なので町のあちこちにこのように禁煙を促す看板がある。

「これから先 歩きタバコ厳禁」

禁煙を必死に啓蒙しているのだが、この看板には“ここから先”歩きタバコ厳禁とある。手前の看板には“この島は 道で タバコを 吸わぬ決め。”とあるのに表現がちょっとアレでもあるw

渡鹿野島は島の大部分が標高が高く、平地は基本的に少ない。なので住宅地を奥へと進んでいくと段々と道が狭くなり上り坂になっていく。

ここなんかも傾斜に住居がへばり付いている。坂道からすると1階建てみたいな感じなのだが、実際は5階分の階層がある。それにしてもズタボロだなぁ。

近づくと民家のようなのだが・・

「旅館 汐見荘」

実は民家ではなく汐見荘と言う旅館でしたよ。まぁこれも往時は単なる売●のヤリ部屋になっていたという事は言うまでもないだろう。

 

この物件も緑か。なんかやたら東南アジア風だな。ちょうど渡鹿野島の末期に遊びに来ていたN氏は「俺の当時のロ●コン上司なんかは、東南アジアの若い子を狙って毎週通ってたもんな。今でもこんな原色カラーの物件が多いのは彼女らのセンスやろ。」と言っていた。

今では色あせたカラーに変色してしまってはいるが、当時はもっと彩度が高いカラーだったんですかね。確かに、東南アジアとかって家がカラフルだったりもするんでそのエッセンスが少し入ってるのかもしれん。

そしてやたらと多いアパートたち。普通の島の集落とは明らかに違うことがお分かりいただけるだろうか。ここも明らかに“商売用”だな。

島内の集落を練り歩いているとN氏が懐かし気にしげしげと辺りを見回す。「あ、ここも確か女が住んでいたなぁ」と感慨深く言う。一見何の変哲もないアパートだが、渡鹿野島のアパートなんで当然訳ありという訳だ。

 

「犬の放し飼いのない街 ・飼い犬は登録札がついています 渡鹿野区・渡鹿野観光協議会」

犬の放し飼いが無いとあるが、猫の放し飼いはあるわけか。一匹・・二匹・・・

そして、三匹・・・しかも全部が子猫か。こりゃ、渡鹿野島で繁殖しまくってるのは人間・・だけではなく猫も繁殖しまくっているようだ。

猫がいる所にも怪しいスナック跡があるんですがね。この2階でも人間が繁殖しまくってたんでしょうか。そう考えるのが普通ですよね。

 

いつも全国裏探訪をご覧になっていただいている熱心な読者ならお分かりいただけるだろうが。妙に赤線っぽいな。遠い昔に、赤線廃止されたはずですが10数年前まで現役でヤッてたとは・・・凄まじき渡鹿野島。

ちなみに、まだここでも渡鹿野島の4割くらいしか見れていない。まだまだ続きますよ。

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(2019)