全国裏探訪取材班は、和歌山県和歌山市「和歌山港」周辺に来ている。ここは前回みてきた和歌山港駅裏のオンボロバラックもあるところなんですけど、タレコミによるともう一つ河口バラックがあるようなんで、そっちを見ていきましょうか。
「築地川河口バラック」
さて、まず上の写真をご覧いただこうか。写真の中央から上にある帯状の林の中に前回お伝えした南海和歌山港駅裏のバラックがある。で、今回の河口バラックと言うのは写真の左下の少し雑木林のようになったところ。実はここにもバラックがあるのだという。
「紀ノ川(左)築地川(右)」
このバラックは河口バラックなんですが、その築地川の上流は和歌山の市街地”築地”なんですよね。ここには現役でトルコ看板もあったりDEEPなスポットなんでぜひ興味がある方はどうぞ。
そんなDEEPさ満点の下流には、またまた河口バラックがあるっていうわけ。なかなか和歌山っておもろい場所なんですよね。
「一級河川 築地川」
それじゃぁいったん上空から見終わったんで、次は地上から見ていきましょうかね。界隈は板金屋や廃品回収業者までちょっとブルーカラー的な商売の店が目立つ。
「薬種畑団地」
視線を他にずらしてみると、安普請の民家の他、薬種畑団地と言うアレな団地があったり。まぁ臨海エリアと言うだけあって多少プアな印象がぬぐえない。
この辺がバラックへの接続ルートだろうか。早速見に行ってみましょう。っと立て看板が。どれどれ?
「警告 道路敷につき 駐車禁止 和歌山市道路管理課」
そしてこの手のバラック地区にはよくある行政による所有権の看板。そういや京都のココとか鹿児島のココとかバラック界隈にはよくあります。
この横に路地があったんで早速入って行きましょうかね。お決まりの電話金融「マルフク」の看板もありますよね。もうすぐこの看板は昭和ジオラマの中でしか見れないようになってしまうのでしょうか。まだここにはありますよ。
路地の幅員は約1.5メートルぐらいでしょうか。自動車は確実に入れない路地ですね。せいぜい自転車か小型のオートバイでしょうか。
路地を挟んだ前に洗濯物スペース。さも自分の土地のように使っていますが、母屋に対してこの飛び地の所有権とかどうなってるんですかね。
ここにもかつてバラック物件があったんでしょうか。今となっては基礎しかありませんが・・・
路地の中に入るとだんだん幅員が狭くなってくる感じ。十数メートル進むと路地に幅は1メートルくらいに先細ってきていい感じに暗い感じになってくる。
さて次回も、和歌山港の「築地川河口オンボロバラック」を見ていきましょうか。
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(2021)