全国裏探取材班は前回まで「おやさとやかた」の概要をお伝えした。いかに巨大な建築物かご理解いただけただろう。これを見ずして何を宗教都市というのか。一つの金字塔であろうか。まさに信濃町もびっくりだw
今回はさらに詳細なおやさとやかたを見ていきたいとおもう。まず前回の図をご覧いただきたい・・・
一辺が八町(872メートル)これが正四角形で一周約3.5kmを建設中だ。
「天理参考館」
裏探訪取材班は南内側中央部にやってきた。ここは天理教教庁や資料館である天理参考館などがある。逆側は神殿がある。
南外側中央部から南棟西端を見る。
おやさとやかたはこのように、千鳥破風互い違いに並ぶ瓦屋根を特徴とした、洋風建築に和風の屋根を冠した和洋折衷した、いわゆる“帝冠様式”だ。
帝冠様式でほかに有名なのは、九段会館(旧軍人会館)や愛知県庁などがそれだ。
神道系の流れを受け継ぐ天理教はさらに、バルコニーが橋の欄干のような意匠になっている。
おやさとやかたはほかに、天理教の各種機関、研究施設、天理大学、天理教校学園高校、病院、詰所など様々なカテゴリの施設が入居している。ただ外観は統一され、何も知らなければ外からどのような施設かはわかりにくい。
南外側中央部一階から神殿を見る。正確に図面を引いたようで、ほぼ狂いがない。中枢部1平方キロメートルの宗教都市。ここまでくると、さすが!と脱帽してしまう。
「天理参考館」南中央内側から、天理参考館を見る。少し資料を見るとしよう。
天理参考館に入るや否や、朝鮮式のお面?とご対面。ここの資料館も例にもれず特亜に毒されているのか(笑)と思いながらも順路を進んでいく・・
こちらは中華系。ほかに欧米系もあった。世界各地の歴史生活文化を展示しており、資料館としては中庸を維持しているなと思う。この参考館創設者の天理教二代真柱中山正善は天理教を世界に広めるためには言語のコミュニケーションだけではなく世界各地の歴史生活文化を理解し学ぶことが重要と考えていたようだ。
これまで天理教が世界での布教活動の歴史などの展示や、単純に日本の古代から近代までの展示も積極的に行っており、信者でなくても楽しめた。重要な歴史的資料なども多々あった。
どこかの某三色宗教のように、無理に教祖の思想をゴリ押ししないところも好感が持てる。
ビデオ展示もあるようだが、取材班が訪問した際はやっていなかった。
「おやさとふ志ん」天理教にはおやさとふしん(親里普請)と呼ばれる、建築課があるようだ。これも追ってお伝えしたい。
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(2017)