【やばい】コロナで増加!「東尋坊」自殺の名所を調査する。【観光地】(6)

全国裏探訪取材班は、自殺の名所「東尋坊」をお伝えしている。前回は、2時間ほどうなだれている女性なんかも居たんですけど、それとほぼ同時刻に冬の寒空の下で自殺しそうな女を発見した。

それがこちらの女性だ。彼女の後ろにはいちょうど公衆トイレがあって、取材班はトイレで用を足し、その後缶コーヒーを飲みながら一服した後もずっと同じ場所に佇んでいた。もしかしてこれは・・・・

「救いの電話 ←矢印方向 林に突き当り 左へ10メートル」

さて取材班は、いのちの電話とかすくいの電話と呼ばれる、自殺を思いとどまらせるための最後のセーフティーネットの公衆電話があるというので現場へとやってきた。その、救いの電話なのだがガッツリと血のような赤い文字で書かれている。筆で書かれたようなタッチで健全な人間からは少し狂気を感じるの取材班だけだろうか。

そんな事を考えながら、公衆電話の方に歩いていく。左を見ると東尋坊タワーが・・この妙な形の建物は死へと突き進む人間が見る最後の景色なのか。

「夜間の通行は危険ですので 午後9時以降は 立ち入らないでください」

確かにこの看板のように、この先は真っ暗闇に通る遊歩道ではない。柵が脆弱なところなどがちらほらあったりするので、足元が暗い夜間の場合踏み外してあの世に真っ逆さまにもなりかねない。

もし、そう誤って落下したとしても、警察は自殺として処理するのだろうな。友人なんかも「そういや、どこか最近暗かったもんね・・」とか言って真相は闇になってしまうに違いない。死人に口無し。なので、夜間の探訪は絶対に注意すること。

「救いの電話」(北側の1号電話)

そうこうしていると、取材班は救いの電話に到着した。ここは東尋坊に2カ所ある公衆電話だ。公衆電話と言っても、その辺にある普通の公衆電話ボックスとはわけが違うのはすぐにお察ししていただけるだろう。観光客から見えない少し離れたところにあるし・・

それもそのはずだろう。この公衆電話は死を選んだ人間が土壇場の瀬戸際で行くか戻るかの決断をする場所ですからね。この公衆電話は1980年(昭和55年)に設置されているらしい。

 

公衆電話の中には聖書や生き方の再考など自殺を思いとどまらせるグッズが置かれている。公衆電話ボックスの中にはカスミソウなんかも置かれており、清楚な花のイメージから自殺へと高ぶった精神を少しでも柔らかくするような工夫をされて居る。でも、このカスミソウ、仏花でもあったりするので、これから死を迎える人に向けての贐(はなむけ)と言う意味もあったるするのだろうか。

他には自殺を思いとどまらせるように「相談をしてください!」「あなたの力になります!」などなどいろいろこの世への引き留めの言葉が並んでいる。

警察署の電話番号なんかも書かれており、その下にはテレホンカードがある。一般的な公衆電話なら使い古しのテレカなのだろうが、ここは度数がまだ残っているカードが置かれている。当然これは、死を選んだ人が救いを求める場合電話を掛けられるようにするためのものだ。

さて次回は、自殺の名所の「東尋坊」の調査も最終回だ。最後までどうぞ・・

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(2020)