全国裏探訪取材班は、香川県琴平町の「琴平町栄遊廓」を見にやってきた。今回も全8回の長丁場をお付き合いいただいたわけで。本当にいつもご覧いただきありがとうございます。さて今回も残る界隈の様子を見ていきましょうかね。
琴平町栄遊廓にはいまだに古い物件が立ち並んでいる。ここもそう。かなり立派な門構えなんですけど元締めの家か何かだったんでしょうか。
場所によっては半地下になっている店もあったり。怪しいスナックかなんかだったんでしょうか。
「出入口」
お、こんなところにも勝手口ですか。この斜めにつけられた勝手口がまたいい。これなら男が出入りしても察知しにくいしね。この木製のドアのハンドル兼ロック機構は昭和の人間なら懐かしいはず。
おっとそしてその前にある物件がこちら。いやぁ普通に民家なんですけど、これもどうやらスナックらしい。いややっぱり民家だろこれ。
「スナック アマン」
看板はこちら。この気の抜けた看板がまたいいですよね。昭和の脱力系でしょうかね。もちろん営業中を知らせるパカパカの回転灯も標準装備。
「アマン」
しかも、別の看板もありますよ。こちらは斜めバージョン。斜めなのはいいんですけどこれのフォントも脱力系か。この消えかかってる屋号もまたイイ。表現が古いが、こんな看板に萌えるのはある種の変態かもしれん。
「げんこうばし」
こちらは、金刀比羅神社から遊郭へ続く橋。おそらく往時は遊郭へと直接つながる思案橋の役割があったに違いない。
南側には黄色の橋が架けられているがこっちも同じ役割だろう。この琴平町栄遊郭は金倉川で金刀比羅神社とは分離されてはいるが、実際には大門があるわけではなく、堀とか塀の類はなかったようだ。
この赤い橋からは、ジャックと豆の木からシャトー。そして旅館まで全てをフレーム内に収めることができる。こうみるとなかなか壮観だなぁ。ある意味、今でも現役の赤線として機能していることがわかる。
で、今度は橋の上から北側を見てみよう。遠くに琴電琴平駅が見えるのだが、手前にはオレンジ色に塗られた怪しい物件が。
「琴平ハナミズキ」
まぁこれもれっきとした大人のお風呂屋さんなんですよね。いかにも地方の片田舎のソ-プって感じがしますよね。
そうこう観察してると、一人のいかにもモテなそうな中年男性がこの物件に近づく。ちなみに風イ谷付きのI氏によるとここは見た目以上の名店らしく若い女も多数在籍しているらしい。しかもI氏によればマル秘サーヴィスもあるとかないとか自慢げに語ってくれた。
当然、その非モテ系の男は吸い込まれるようにしてオレンジの物件の中に入って行ったわけですけどねw。手前の道路にあるこの行燈もこの辺によくあるこんぴらさんの提灯ですよ。こういうシーンを見ると今でも精進落としの現役の遊廓/赤線として機能しているのがわかる。
「金」
「金」
「手打 うどん セルフの店 一杯」「めんくい 琴平店」
で、そんな「琴平町栄遊廓」の裏探訪はいかがだったでしょうか。あとは腹ごしらえにしましょうか。このうどんは実は150円。激安すぎません!?w今令和ですよね?正直安すぎるのも驚きなんですけど、その割に美味いのも驚き。200円ぐらいでこのセット食べれるんでまじやばいですw世の中の男性諸君も琴平観光した後は精進落とししてみては?w
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(2021)