全国裏探訪取材班は、兵庫県神戸市北区に来ている。閑静な住宅街の中にぽつりとまるで昭和へタイムスリップしたかのようなショッピングモール「山の街マンモスセンター」を訪れている。この建物を形成した時代背景を詳しく探っている最中である。
口の字の入り口とは反対方向を見てみる。やっぱりシャッターは閉められており、一際暗い雰囲気が漂っている。
「シューズショップ マルヤマ」
屋根は水漏れしており、滴る水を木材が吸い込み、剥がれ落ちている。もう足元を気にしている場合ではない。
この建物は2階もあったようで木が腐れ果ていつ倒壊してもおかしくない状況にある。
反対側に出てみた。見てわかると思うが、住宅街の道が割と細い中に存在する為必ず立地がいいとは言えない。
最後に、隣接した住宅街に足を運んでみる。するとどうだろうか、近くに団地が見えてきた。ショッピングセンターもご覧の通りなら、住宅地もズタボロだな。
「シンナー乱用防止 モラル地域」
なるほど、そういう地区だったのか。もう読者ならお分かりだろう。まあそういう地区ということだな。
ちなみにこの辺りの支持団体はこうなります。そう、お馴染みの公明党です。子供の貧困対策を推進している政党ですが、不思議と年寄りばかりが優遇される政策ばかりで、将来の日本を担う日本の子供達への具体的な政策って一体なんなんですかね?
ちなみにマンモスセンターにもポスターはございます。堂々といつもの三色カラーですね。眩しく香ばしいw
近くにこじんまりした商店の跡もあった。屋根は比較的に新しいように見えるが、足元のコンクリート、シャッターの錆の具合から見て団地と同程度の年代だろう。もう空いている商店は一つもない。
こういう所には必ずと言っていいほど、ワンカップの自販機がある。酒は別名「キチ○イ水」とも言う。冷静に考えてみてほしい。有史より前から存在し、この今まで一体どんだけの人間が醜態を晒し、あるいは人生を狂わせた水が他にあろうか。
「本 ご自由にお持ち下さい」
モノは言いよう、考えようだ。もし、家のいらない荷物をあたかも合法のように装ってモノを廃棄するなら、多くの民に見えるような場所にご自由にお持ち下さい。と書くといいだろう。なるほど。参考になる。
反対側を見てみると、「明るい街住みたい街みんなで守ろう青少年問題 北区青少年問題協議会」こういった標語は街の様子を時に表しますね。暗くて住みにくい青少年問題がありますよ。ってことです。
今でこそ、閑静な住宅街が広がっていたが、「山の街マンモスセンター」が栄えていた当時は決して治安がいいところでもなかったのだろうな。また、貧しい・頭の弱い・知識のない・見識の狭い層に宗教は当然のごとくもってこいなわけで。こういった街には必ず公明党と共産党のポスターが存在一定の支持層を持つ。
今と昔では時代は異なるが、結局のところ構図は一緒である。「山の街マンモスセンター」のような商業施設も、大型ショッピングモールの先駆けであるし、低所得者が住む地区は治安の良さとも比例してくる。こうやって歴史は繰り返されていくのである。
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(2021)