【これは】ミャンマーデモ騒乱ヤンゴン郊外貧民地区「ラインタヤ地区」の日常と惨劇【内戦】(5)

全国裏探訪取材班は、ミャンマー郊外の貧民地区「ラインタヤー地区」に来ている。ここではミャンマーの下級層の人々が住んでいるんですけど、ここは先日民主化デモで警察と国軍に数十人が虐殺された地区だ。前回までは取材班は彼らの生活空間に潜入したんでその続きを見て行きたいと思う。

「ラインタヤーの住居」

取材班はその生活空間に足を踏み入れる。基本的にこの地区は水はけが悪いので、このように地面から一段高いところに床が作られているようだ。

こんな感じで足場が組まれている。ごみは足場の間から捨てている。これが彼らの日常らしい。貧しいから環境が悪くなるのか、環境が悪いから貧しいのか。

当然ながら洗濯機は無く、洗濯物はこんな感じでバケツをリレーする感じで洗われているようだ。S氏が言うには洗濯は若い女性の仕事らしい。アジアは何処でも変わらんな。

細いアプローチを進んで突き当たると、このように中庭(?)に出てくる。大量の洗濯物が干されており家族の多さを物語る。

いやいやそれにしても、このバラック感半端ないね。これは京都のココとか神戸のココを思い出す。あそこも最近まで上水道なかったみたいだし。

取材班がパチパチを撮影していると、家の隙間から飯を食べる人を発見。彼は「မင်္ဂလာပါ သင်ဘယ်ကလဲ? ဂျပန်လားကိုရီးယားလား တရုတ်လား(やあ!どこから来たの?日本人それとも韓国人?中国人?)」と聞いているとS氏が通訳をしてくれた。

S氏が「ကျွန်တော်ဂျပန်ပါ(日本人ですよ!)」と答えると彼はいきなり笑顔になった。彼は「ကောင်းတယ် ကြိုဆိုပါတယ်(良かった!歓迎するよ!)」と取材班をもてなしてくれた。ってか日本人と返答して「良かった!」っていうのもよく考えたら意味深だな。相当嫌われてるんだな、朝鮮人と中国人は。まぁ、無理もないがw

 

昼食中に快く歓迎していただいた現地民にはここで敬意を表したいと思う。どうもありがとうございました。

こちらが彼らの住まい。妻と2人で住んでいるのだという。もちろん妻は外出していて、ヤンゴン中心部まで働きに出て居るんだそうだ。部屋の中にはなぜか中華スマホメーカー「oppo」のポスターもあったり・・

ミャンマーでは近年携帯電話網も整備されつつあり、取材班がミャンマー滞在中も常に4Gで接続されていた。感覚的には中流階級以上は中華製の100ドル以下のスマホなら所有できる感じですね。

他の物件を見て行こう。このようにヤンゴン地区は年中温暖で、雨季や夏季は蒸し暑いのでこのように竹や植物の藁の様なものを編んで作られていることが多いな。こちらも家の玄関に相当するところ。

 

「取材班の一人と現地民」

この物件でも「ဂျပန်လား(日本人?)」と聞かれた。S氏曰くミャンマーでは日本人は尊敬されているらしい。それは建国の父アウンサンが日本人名も持っていたという事もあるが、日本人によってイギリスの植民地支配から解放されたという歴史からなのだという。本当にミャンマー人は日本人には親切だ。

さていかがだっただろうか。ここまで「ラインタヤー地区」のほのぼのとした日常的な風景をご覧いただいた。で、話はここからが本番。このラインタヤー地区では2021年(令和3年)3月14日に軍や警察によって住民が虐殺されるという事件が発生。次回はその時の様子をS氏のレポと共に見て行こうと思う。

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(2018・2021)