【近代日本】細々と残る「平原炭鉱住宅」を探す【炭鉱バラック】(2)


全国裏探訪取材班は、福岡県の飯塚・田川の筑豊地方と言えば、当時の炭鉱住宅が残っていると独自情報を入手し、取材している。

では空から見てみることにしよう。画像ではわかりにくいが手前から奥に向かって勾配が下がっている。つまり下にいくにつれて下級ということですね。

勾配の上の部分を見てみよう。バラックの屋根が目立つ中、画面上に他の建物とは一線を画く頑丈な建物が見えるだろうか。

近づいて撮影してみよう。恐らく大家に違いない。ここの集落の主だろう。現に中心から右横の駐車場は綺麗に整備され平地にされている。手前の玄関前も車が横づけできるほどの道の広さもあった。それにしてもこんなにあかるさまに四隅の支柱を赤にしてまでアピールせんでも…も言わんばかりに周りとのコントラストが激しい。

別の角度から見てもあきらかだ。平屋の古びた屋根に大し、コンクリート造の2階とは他の家に比べて随分と裕福な生活を送ってるに違いない。どう見ても大家であろう。

これが全景だ。手前の道幅の広いところから取材班はアプローチした。周りと比較してもこの、地区だけ明らかにみすぼらしい屋根が並んでいる。貧民地区といったところか。

地上に戻って歩いてみる。先程説明した大家であろう家は左側の道を上がったところにある。トイレが汲み取りで、トタンの壁…生活水準は高くなさそうだ。

この洗濯物からいくつか読み取れる。裏探訪取材班はこのような生活感からも生活水準や世帯人数なもを読み取る力と必要であれば失敗を許されない突撃取材も要求される。画像から家族で住んでいることが読み取れるが、ここでは割愛する。

建物によっては家庭菜園ができるほどの庭が準備されている家も見受けられた。何をここで植えていたのだろうか。手前の茶色の円柱はビール瓶を逆さまににして崩壊しないように補強していた。酒で仕事の疲れを癒やしていたのだろうか。

 

トタンの屋根をやりかえても、トタンの屋根にしていた。いい加減もっと頑丈な屋根にしてやったらどうなのか。かつて炭鉱マンの全盛期では花形の仕事であり、その業務の危険性の高さからサラリーマンの約3倍の給料を得ていた。普通なら場所を変えて立派な家を建てたであろうそのお金は一体何に消費したのだろうか。パチンコ…人権…酒…富の集中…読者の想像にお任せする。

現実問題として貧困の連鎖、富の集中、パチンコ、風俗、同和などまだまだ日本にはフォーカスされていない歴史がまだまだたくさんある。無論これからの社会も油断は禁物だ。油断するとすぐに転落してしまう。ご利用は計画的に。

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(2020)