【近代日本】細々と残る「平原炭鉱住宅」を探す【炭鉱バラック】(1)

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全国裏探訪取材班は、さすがは修羅の国だ。福岡はネタに尽きない。福岡県の飯塚・田川の筑豊地方と言えば、かつて石炭で栄えた町ということはご存じだと思うが、当時の炭鉱住宅が残っていると独自情報を入手した。

福岡市から飯塚を通り過ぎて田川にアプローチすると、山から雰囲気が変わり、第二次産業の色が急に強くなってくる。

「日払い~○○○○円」・・・飯塚・田川の主要道路にはこういう看板が急に目立ち始める。銭形警備(笑)

合わせて押さえておきたいのがパチンコ屋。日雇いの看板にチョンのお店のセットはもう裏探訪読者ならお分かりだろうが、生活水準は高くない証拠です。

おお!目的地に向かっている途中にいたるところに怪しげなスローガンが!そもそも人権は守られていれば、いちいち看板立てる必要はないわけですよ。その後ろには怪しげな建物がセット。これは確定ですな。

「たくましく正しく伸ばそう青少年」「守るぞ人権人の輪で」

同和問題が今でも問題なのはそもそも同和に対する問題を正しく伸ばしてきたからですかね。また「人の輪で・・・」って人の和でしか見えない。結局同じ人で「和」を作ってますね。

目的地途中いたるところに人権スローガンが目立つ。勘違いしないでほしいのはそもそも守られている場所にわざわざ標語を掲げる必要がないのである。しかし税金を投じて掲げるということはどういう意味なのか理解してほしい。

しばらくすると炭鉱住宅付近に到着。寂れた町であることは聞いていたが、昼間なのにほとんど町に人影がない・・・

まもなく走っていると噂の炭鉱住宅に到着。住宅街を少し抜けたところに一区画だけ不思議な空間が広がっている。この住宅は木造平屋が整列した区画として広がっている。手前の通りからでは全く区画も住宅があるのかも検討がつかない。

 

かつて田川方面の炭鉱労働者が住んでいたようだが、現在ではほとんどが空き家である。トタンの外壁が目立つ。人影なく鳥の鳴き声がする程度。

殺伐としていて、ガスメーターや、電気メーターもなく、住んでいそうもない。荒れ放題である。バイクも車も置きっぱなし。夜逃げでもしたのだろうか。

80年近くの時が経つため、躯体はボロボロである。風雨にさらされ今にも崩れそうだ。かつてここは国内最大の筑豊炭田として栄えた頃から存在する近代日本として非常に重要な町だった。今は亡骸がポツポツと残るのみ。

この地区はこのように平屋が並んでいるのだが、まるでゴーストタウンのようである。かつては炭鉱の住人がワイワイ騒いでいたと思われるが…栄枯盛衰と言ったところか。

さて次回もう少し詳しく見ていこうか。

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(2020)