全国裏探訪取材班は、修羅の国に来ている。まぁ修羅の国と言っても入国にパスポートが必要なわけではない。入国には不良に絡まれてもいい覚悟、特定危険指定暴力団に襲われてもいい覚悟が必要なだけである。さてそんな世紀末の国の黒崎と言う所に取材班は降り立った。
「黒崎駅南口」
黒崎を降りるとのっけからズタボロの雑居ビルなどに、高利貸しと言うか消費者金融の看板が犇めき合って居たり、パチ屋があったり。まぁサイテーな街並みなんですけどw
その黒崎から、筑豊鉄道と言うローカル線に乗って目的地を目指しますよ。この終点は修羅の国でも治安の最低クラスの筑豊の都市、直方がありあますよ。
その筑豊鉄道に乗り数える事十数駅か。楠橋と言う駅が近づいてくる。そうすると車窓右になにやら城郭のようなものが見えてくるではないか。列車で旅をしている外国人だったらBeautiful!Beautiful!とか言いながらシャッターを押すのだろうか。
「楠橋」
この楠橋と言う駅は、筑豊電気鉄道の電車営業所があり、そこは筑鉄の車両基地となっているので鉄道マニアには聞き覚えがある駅だと思う。
さて、楠橋駅を降りて少し歩き始めると今回の目的地が見えてくる。外人はBeautifulと言うのだろうが、この城の内情を知る周辺住民はビューティフルどころか貝の口になるという。
さて、楠橋駅から歩くこと数分、楠橋城とやらが見えてきましたよ。一般人から見るとかつてここにあった城郭の復元天守なのか、それとも愛媛のココとかみたいにラブホの一種なのか?!
だいぶ近くまでなってきたな。事前情報ではこの物件は個人宅だというのだが、これほどの大邸宅を構えようというのだからかなりの金持ちだという事が推察される。
しかもこの物件、城郭は石垣の上に建っており下から石垣の上を見る事はできない。どのような構造になっているのだろうか。こんだけの物件なら固定資産税もかなりの額になりそうなのだが・・・
こちらは、正面の破風の部分。この下に玄関があると推察される。それにしてもこれが個人宅なんて使い心地悪いというかなんというか。
少し角度を変えて見て行くと、今風の窓の冊子があったりもするな。これは当時は無いだろう・・ってことはやっぱり最近造られたものに違いない。
破風の一番上には鬼瓦のようなものが見て取れる。これはなんか家紋のようなものが描かれているんでしょうか。
しかも、アルミサッシの窓にはよく見てみると、ここにも透かしで家紋のような意匠が見て取れる。ただなんか、日に焼けて劣化していて薄くなっていますけど・・
まだまだ謎に満ちた「楠橋城」なので、次回も見て行きましょうかね。
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(2020)