全国裏探訪取材班は、前回から十三の怪しいマッサージ店やエステ店が立ち並ぶ「栄小路」に来ている。この栄小路は怪しい裏風俗が立ち並ぶが実は優良店もいっぱいあるんですよね。そこんところの続きを見て行きましょうかね。
「マッサージ 明夜」
なかなかDEEPな栄小路なんですが店舗によっては暗く照明が点灯していない店があったりもする。今回のアテンダーM氏が言うには数年に一回警察による手入れがあったりするらしい。なので業態こそかわらないがオーナーはたまに変わるという。
お、そうこう話しながら通りを進んでいると、なにやら店先でキャッチと言うか店の門番にサラリーマン風の男が引っかかっている。
「エステ 美人軒」
この物件のネーミングはエステ美人軒。店のネーミング負けをしないように入口には美女の写真が貼られているではないか。そんなビジュアルに釣られ仕事帰りのサラリーマンが一発ヤッてエステを楽しんで帰るんでしょうか。今日の儲けが半分チャラになるぞw
「癒して上げます!」
M氏ももちろん行ったことがあるらしいが、中国の田舎から出てきたような典型的な中国女が相手をしてくれたらしい。なるほどね中国と言ってもまだまだ田舎は貧困なので、こんな薄汚いところで働かないと本国の家族が生きてはいけないのだろうか。まぁ、そういう娘が好きなマニアって案外いるかもな。この商談中のオヤジなんかもそんなマニアなんですかね。
聞き耳を立ててみると手で時間別の金額を数えながら「なご(長く)入るからもうちょい安くしてや!”」なんて言っているのが聞こえてくる。大阪らしい交渉だな。まぁ相手は中国女だ、あんまり値切りすぎるとサーヴィスが悪くなるぜ?w
「ますだ」
あとの路地はお好み焼き屋があったり自販機があったり。そんな特筆するものが何もないのだが、こんな「リラクゼーション」とか「エステ」とかそんな何をしているのかよくわからない看板が並ぶ姿は街並みは違えどどこか九州福岡のココと似ているんですよね。
栄小路を後にした取材班は再度栄小路を振り返ると、黒い服を着た中年以上の男性が少しニヤけ綻びながらエステ店を後にする。よっぽどマンゾクしたのだろうか。
「質 おおみや」
大通りまで出てくると、質屋がある。まぁこの辺は遊ぶスポットが多いので嫁の婚約指輪とか金無垢の結婚指輪かなんかを質草に遊びに行ったりするんでしょうか。
「かに道楽」
で、質屋の隣にはかに道楽十三店がある。そういや風俗用語の中の一つに“かに道楽の法則”という物があるのをご存じだろうか。
この法則は文字通りかに道楽の近所には必ずソッチ系の店があるという法則らしい。よく考えてみると北海道のココとか和歌山のココ、名古屋のココとか全国かなりのケースで当てはまるらしいので覚えておくように。テストに出ますよ。
「俗武者」
さて次回はこの栄町界隈を見て行きたいと思う。
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(2020)