全国裏探訪取材班は、「大門商店街飲食店街」に来ている。この商店街は飲み屋街としての機能も兼ね備えており、なかなかの津のDEEPスポットに仕上がっていそうだ。前回は中央の大通りを歩き抜けてきただけだったので、今回はさらに北通りと南通りを見て行きましょうかね。
「大門商店街飲食店街」
これが東側から空撮した大門商店街飲食店街だ。地上からみてもそうだが、結構きてるな。
正直もう、いつぶっ潰されても不思議ではなさそうな佇まいだ。大丈夫か。
「津警察署大門交番」
大門という地名、そして交番。東京の吉原や名古屋の中村遊郭とかも知ってたら“大門”と聞くと=遊郭を連想する貴兄もいるかも知れんが、この津の大門に関しては関係ないようで、地名の由来は津観音の仁王門(=大門)から命名されたようだ。
「飲食店街」
こちらは南側の出入り口。ここから見ると大したことない飲み屋のように見えるな。
「お買物・飲食は 大門商店街」
少し中へ入るとこのようなブリキの看板がお見え。いかにも前時代的な雰囲気が漂う。
そもそも現在の津では、どこも飲み屋街が酷い有り様なんで大門商店街飲食店街が1番密度が高いんじゃないですかね。
取材班が訪れたのは真昼間なのだが、最低でも2箇所から妖艶マダムが歌っていると思しき音色がステレオできこえてくる。昼でもやってるところはやってんのか。
「スナック りずむ」
自慢のタイル絵もほとんど剥げ落ちていてどんな絵なのかは分からなくなっている。元々はNYの摩天楼かなんかのえだったんですかね?
まあ、昨今は日本では新型コロナウイルスとして知られている新型肺炎中国武漢ウイルスの因果で夜の店がことごとく悪者として刺されている。
もしかするとこの店も、そのチャイナウイルスで経営不振になって夜逃げした後かも知れん。この通りもぬけの空でしたからね。今では陰気な重たい埃まみれの空気が漂っていた。
そんな、くだらない憶測を立てながらも、ある店からはカラオケの歌声が途切れることなく聞こえて来る。もしかしたら密室でコロナばら撒いてるのかもしれんな。ほら、クラスターって言うやつ。
「新型コロナウイルス が終わるまで営業は 休止いたします つがる」
なかなかの達筆で休業する旨が書かれている。やはり新型肺炎中国武漢ウイルスを禁忌してのことか。あながち憶測でもないのかも知れん。
またまだみていきますよ。
「ランタン通り」
南側のエリアの一部では現在ランタン通りというところがある。
ここはどうやら、寂れている大門商店街飲食店街を盛り上げようとやる気のある若い人たちがランタン通りと称してオリエンタルな行燈を吊るしているんでしょうかね。
とは言っても、ランタン通りで頑張ってるのもせいぜい3、4件で後残りはこの通り。お亡くなりになってるわけだ。
さて、ある程度南通りを見てきた取材班だが、次回は北通りの飲食店街を見て行きましょうかね。
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(2020)