全国裏探訪取材班は、新潟に来ている。新潟は言わずもがな日本海側唯一の政令指定都市かつ最大の都市「新潟県新潟市」。その現在の新潟市は、多くの時代ごとの市町村合併を経験し、面積的にも結構大きな都市だ。
「角田浜海水浴場」
とはいっても、所詮は日本海側の都市。そんな大大大都会というものでもないので新潟市の一番南にある西蒲区まで来ると、こんな風景が見られる。
「民宿 日本海」
水平線に一戸建ての民宿。その前には放置されて数年は建ちそうな廃車が・・夏は海水浴客でそれなりに賑わうというがシーズンが外れるとこの通りだ。
「観光案内所」
今回の取材の出発点は、ここから南へと延びる国道402号線通称“越後七浦シーサイドライン”を南に走ること約10分の所にある「角海浜」というところだ。地図でざっと予習していこう。
〔GoogleMapより引用〕
この目的地角海浜がある場所は、越後平野と日本海を分断した“弥彦山塊”と言われる場所の海岸線にある場所だ。この地域一帯は“佐渡弥彦米山国定公園”と呼ばれ、1950年(昭和25年)日本で初めて国定公園に指定されている。
「海と山の 立体周遊ドライブコース」
案内板がメンテナンスされず結構ズタボロだな。
で、ここの越後七浦シーサイドラインというのは昼間来ると風光明媚な海岸線沿いのドライブしポットなのだが、冬の雲った日や、雨が降る日。またそれと同時による来ると雰囲気が一変する。
もしかすると霊感が強い人は、このドライブコースはあまりお勧めしない。実はこのシーサイドライン、地元でも有名な心霊ストッとが点在しておりまるで心霊銀座とでもいおうか。これらの心霊スポットを回る為の道と言ってもいいかもしれない。
「少女絵トンネル」
具体的なスポットを上げると「赤い橋」「ホワイトハウス」「崖松キャンプ場」「日蓮岩屋」「浦浜の廃駐車場」「角田ジェイソン村」「間瀬トンネル」「ブラックハウス」「やひこ観光ホテル」「山荘竹武」「弥彦公園」などマジで枚挙の暇が無い心霊銀座だ。これはやばい。でも確かに雰囲気は陰気なんですよねココ。
こんな曰く付きのシーサイドラインを通って取材班が目指すのは「角海浜」。上に挙げた心霊スポットは恐怖心から来る作り話もあるだろうし、実際の所は半分ガセかもしれん(実際にそれらの場所はあるが)。ただ心霊云々ではなく、この角海浜はマジで消えた廃村として知る人ぞ知るスポットなのだ。
今回は大体の土地の雰囲気を理解いただいたところで、次回その角海浜の概要などを詳しくお話していこう。
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(2017)