全国裏探訪取材班は、静岡県は「焼津」に来ている。この焼津は「やいず」と読み国内においては遠洋漁業や水産加工業で有名だ。当然そんな“海の男”の町なのでごく自然発生的にソッチ系の施設も必要になるわけだな。今回はその焼津にある赤線を見に行きたいと思う。
取材班は東海道線を乗り継ぎJR焼津駅までやってきた。焼津と言うのは場所的には静岡県の東海道線の真ん中に位置し、ヤマトタケルノミコト(日本武尊)をネーミングの祖に持つ“日本坂”の西側と言えば分かり易いか。分かり難いか。
もちろん「焼津」と言えばそのヤマトタケルノミコトが東夷征伐の際、剣で草をなぎ払い火をかけ敵を滅ぼしたのを地名に由来している。
その後中世になると、開発が進み河口を利用した廻船業が始まり、カツオ漁として栄えた。
「焼津漁協」
その後戦前戦中戦後を通し漁業の町として発展を遂げ、マグロの水揚げが全国の3割を超えて全国1位、当然カツオの水揚げも日本1位だ。まさに海の男の町なのだ
町にはこのような倉庫もまだ結構残っているな。少し町の様子から見て行こうか。
「TOM and JERRY 喫茶・食事 TEL 627-8451」
トムとジェリーって版権大丈夫なのかと思わなくもないが、“現在”は版権は大丈夫そう。これを書いたときは知らんが、現在は一周回って版権はセーフ。だけど店舗がアウト~!w
この焼津もバブルまでは良かったようだが、それ以降平成に入ってからは結構厳しい様子。水産関係のビルですかね。今はもうもぬけの殻っぽい。
「キリンビール」
ここの1階にある食堂は結構流行ってんな。ただ外観は、太平洋からの海風でけっこう塩害でキテるかも。
地元民曰くここは寿司屋だったらしいが最近閉業したという。佇まいは結構好きなんですけどね。
「高級 フジカラー プリント」
何が高級だかわからんけど、何かにつけて“高級”ってつけてた時代ってありましたよね。昭和40~50年代くらいか。クリーニング店なら高級仕上げ。とか、○△印高級工具とか。
ここらへんは住所で言えば、焼津中港2丁目と言い焼津漁業資料館などがある。しかし今回目的なのはこの辺ではなくもう少し東の中港5丁目。
次回は、その中港5丁目に何があるのだろうか。そちらの方向に駒を進めて行こうと思う。
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(2019)