【古都金沢の】にし茶屋街と隣接する赤線地帯増泉1丁目「石坂」を見に行く。【アンダーグラウンドゾーン】(3)

全国裏探訪取材班は、金沢繁華街片町から徒歩5分の旧赤線地帯「石坂」を取材している。日中の同地の取材を終え、日が完全に沈んだ夜の取材を試みた。

再度石坂に侵攻する取材班。夜の県道25号線には例の「アイネ」が怪しくカラフルに光ってんな。

「SNACK ロマン」

昼間は幼児とそのお母さんの親子で楽しく遊ぶ公園のなのだが、夜の公園は真っ暗。その代わりロマンに満ち溢れた光が店内から漏れる。中を覗くとホステスと目があいそうになる。

奥が例の公園。手前には赤いテントのスタンドとスナックが。「スタンド 忍」だけが煌煌と光を放つ。右のスナック千代はどうなのか・・

あいにく「スナック 千代」はお亡くなりになっているのか。内部から鼓動が聞こえないな。

続いて「スタンド 忍」。妓楼のような2階を持つこの建物は絶賛営業中だった。ただ中の様子は分からない。赤いテントに居ると思ったヤリ手ババアも居ないようだ。接客中なのか・・

基本的にここの「石坂」のスナック街は、いわゆる裏風俗として稼働しているようで、客がスナックを訪れそこでまず一杯。そして、そのカウンターの中の従業員と値段交渉と言う不自然な恋に落ち、近くのラブホへ連れ出す形式だという。連れ出しスナックだな。大体30分20K~でデートをしてくれるという。

もちろん当局もそれを認識しているようで、数年前には“みるく”と言うスナックで韓国人経営者がホステスに売春させたとして売防法で摘発。ま、お決まりのしらを切り倒したんだろうな。その後みるくは潰れ、少しばかり衰退したように見えたが、ほとぼりが冷め少しずつまた他店で商いが始まった居るという。

「スタンド 忍」「HOTEL アイネ」

分かりやすい図だが、そういうことです。

 

「美砂」

一番現役感があったが、美砂はもうやっていないな。やはりこういったエリアは、昼に来ても全貌が分からん。夜行くべきだなw

続いて「第三飲食街」にも足を運ぶ。

残念ながら、ここも全滅。ご愁傷様です。

「松美」「華」「薫」

ここも、もうすでにお亡くなりに・・

 

振り返ると「円」が見えると思って、ふと振り返ると猫がいた。もしかするとホステスの生霊が乗り移り我々取材班を監視しているのか。

「スナック 円 マドカ」

第三飲食街の円と同じ店なのかどうかは分からないが、こちらの円はやっている。

「心」

心すでにここに無く。灯は消えていた。

「スナック あい」

健全な“愛”もあれば、不健全な“あい”もあるのかもしれん。が、その筋の情報によればこの「あい」は良店らしい(笑)

 

「スナック 夜空」

ピンク色の灯りが漏れ出す。取材班が目の前を通ると、中のおばさんが声をかけてくる。中にはホステスと客が楽しく会話をしていたのが見えた。完全にソッチ系の商いだ。ちなみに10年ほど前まではこの路上に男性が通りかかると、スナックから女がぞろぞろ出てきて男性を顔見せの為取り囲んでいたという。すげーな。

すると、思案橋ともいえる水路を渡りフラフラと歩く中年の姿。徐々に灯りにおびき寄せられ。最後は案の定吸い込まれていった。もうかってまんな。

最近はまた警察の取り締まりが厳しいらしいので、もし見物に行きたければお早めにどうぞ。

#石川県 #金沢市 #赤線 #遊郭 #スナック #裏風俗 #歴史

(2015)