全国裏探訪取材班は、国民保養温泉地にもなっている「満願寺温泉」に来ている。万願寺温泉自体の国民保養温泉地指定は1964年(昭和39年)に受けているが、同じ指定を受けた黒川温泉や田の原温泉からは観光地としては大きく引き離されているのが現状だ。
ただ、逆に黒川温泉などのように観光地化せず、往年のの趣を色濃くDEEPに残すこの「満願寺温泉」は全国裏探訪のテーマにも見事に合致する。しかも「日本一恥ずかしい露天風呂」と来ればレポートせざるを得ないだろう。
「満願寺温泉」
まずは百聞は一見に如かず。映像をご覧いただこう。
そう、この満願寺温泉は、県道40号線に並行する満願寺川の水面に露天風呂があるという、マジで日本一恥ずかしい温泉だ。
一応、直射日光や雨などを防ぐため屋根が設けられているようだが、周りからはモロ見えなんだよな。(笑)
県道からはこんな感じで見える。大体1~2分おきに自動車が通り過ぎて行く感じだろうか。
通行人からも当然丸見え。しかも見ようとしなくても、上から覗き込むように視界に入るので、入浴する方は特に恥ずかしいw
さすが、日本一恥ずかしい露天風呂だな。モロ見えだw
「満願寺温泉共同浴場」
すぐ上には比較的新しい、共同浴場がありこちらは男女別々。注意書きには午後10時から午前6時までは施錠とある。当然無銭入浴は固く言禁止うんぬんかんぬんと書かれているが、実際は性善説による募金箱方式だ。
「地区外の方は入浴前に必ず入浴料金を箱に入れて入浴してください。料金二〇〇円 志津地区自治会」
取材班は共同浴場の前を通りいよいよ満願寺温泉“川湯”に入ることにする。一応脱衣所に相当する区画は、屋根によって道路からは見えない配置になっている。
ここにも湯銭箱があり200円を投入する。
取材班は全裸になり、湯船につかるが男性なら前を隠しても、後ろは道路から丸見えだな(笑)女性は、上下共に意識する必要があるので特に厳しいだろうな。あ、あと露出狂には注意(笑)
入る前にかかり湯をするが、気をとられタオルを外してしまうことも・・
入浴するとこのような展望だ。ちょうどステージを見上げる観客席のようなイメージ。川の水位と湯舟の水位は変わらない。川に入ってる気分になるな。肝心の泉質はというと、アルカリ性単純温泉で非常に柔らかくて万人向け。源泉は約摂氏47度で沸きだし、湯舟に来る頃には丁度いいか若干ぬるめだ。ただ湯舟の内側はズルズルとしていて不潔ではないが潔癖にはきついかもな。
ただ一度入浴してしまうと、水面が無数に反射してアソコは見えない。だが油断して寛いでいると、水面が落ち着き見えてしまうので注意が必要(笑)
湯舟の横には野菜や食器の洗い場もある。ぬるいお湯が汚れを落とすのにちょうどいいという。エコだな。ここまで温泉が密着しているとは恐れ入る。
取材班は、余りに浸かりすぎのぼせる寸前だったので、湯舟の端で体を冷やす。川の音と温泉の湯気、そして、おじさんの食器を洗う音。最初は恥ずかしいが、慣れてくると何か自由な感じがする。こんな奔放な温泉は今の打ち体験出来ないかもしれない。黒川温泉もいいが、満願寺温泉もお忘れなく。
#熊本県 #南小国町 #温泉 #神社仏閣 #これはすごい #歴史 #空撮 #動画あり
(2018)
親愛なる読者の皆様。良質な記事をご提供するため“投げ銭”をお願いします。
投げ銭は、便利で快適な「ポルカ」で受け付けています。
サイトはこちら!https://polca.jp/projects/9eTUCAdtoOA
お気持ちだけで結構です。
全国への取材、交通費、菓子パン代となります。
どうぞよろしくお願いいたします。