全国裏探訪取材班は、世界救世教系の事務所も入る「熱海第一ビル」の内部を見て回っているのだが、実はこの熱海第一ビルは、かつて「熱海モノレール」という熱海市街地を走るモノレールの始発駅として建設された側面もあるようだ。もしかしてら駅前ビルではなく、駅ビルになっていたかもしれない内部をさらに見て行こう。
2階は事務所とか、クリニックなど医療関係が目立つな。
2階から3階へ。旧式の1列タイプのエスカレーターが設置されている。こんなエスカレータが登りだけ設置されているのはいかにも昭和の設計って感じ。
3階までエスカレータが設置されている。エスカレーター降りるとすぐに、なぜか個人宅のようなテナントも・・
取材班は1階へ戻り地下へと下っていくが、まだこのオバハン居ったんか。ほんま暇だなw
地下一階。ここにはコインロッカーなどがぎっしり並んでいる。
「和食レストラン たしろ」
地下一階は時代錯誤の地下プロムナードという雰囲気。熱海の地元民だろうか、本日のワンコインランチ目当てに行列ができている。結構有名店らしい。
「熱海 まぐろや」
それ以外の店はやっていたりいなかったり。そらこんな地下での商いも楽じゃないだろうな。
相変わらず、黒パネルに黄色や、オレンジ、緑の半透過パネル行灯が目を引くな。内部の電気回路がぶっ壊れているのか自発光はしていないが、堂々たる雰囲気。にしても、いまどき「食堂」や「喫茶」、「服飾品」、「軽食堂」というボキャブラリーがやけに古臭い表現だな。いまどき「DPE」ってのももう必要ないやろ。
ここは一応、地下一階になるがそれは北側JR熱海駅から見た場合で、南側(写真奥)は海に向かって標高が下がっているため、地面の高さと同じだ。駐車場らしきものが見えているが、地下駐車場のような造りではない。
地下1階南側はこのような感じだ。地下1階だが駐車した車はすぐに公道にでられる。ちなみにこの下の地下2階も駐車場。そして、さらに下の地下3階は「熱海モノレール」のホーム跡があるという。ワクワクしてきたな。
「熱海 伊豆山 旅館案内所 伊豆山温泉旅館組合」
このフォントもいい感じだな。何というフォント名かわからない。知っている方はタレコミをお願いしたい(笑)
次回、最後のレポになる。いよいよ「熱海モノレール」の遺構を調べて行こうと思う。よろしくお付き合い願う。
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(2018)