全国裏探訪取材班は、変わったものがあれば神出鬼没、全国どこでも飛んでいく。
今回も家族旅行や、デートではまず行かないような、DEEPでマニアックなスポットに来ている。
現場は熊本県のド田舎「山鹿」。取材班は9月某日、ここ山鹿に一風変わったスポットがあるというのを、地元民から聞きつけたので早速車を飛ばした。
山鹿市街地を出ること約10分。噂のスポット。「不動岩」遠くに見えて来た。
取材班がここに車で、どんな形の岩なのか詳しい話を聞こうとしたが、現地民はなかなか答えづらそうだ。取材班は?と思いながらも遠くにそれらしきものを捕捉。
近づくにつれ“!!”とその形にあっけにとられる・・これは・・w
そりゃ岩の形は答えづらいはずだな(笑)
不動岩方面に、県道197号線を走ると「鳥居」が出現するのでそこをくぐってゆく。
「不動岩霊園鳥居」ここを右に曲がる。
山の中腹から“ニョキッ”と出た「不動岩」(笑)
なにやらたくさんの看板があるが我々取材班は、一路、不動岩へ。
普通乗用車はまずすれ違いができないような、ガードレールもない農道のような道を登坂してゆく。3ナンバーのワンボックスカーに乗る運転に自信のないご婦人はご遠慮ください。奈落の底へ落ちますよw
対向車が来ないことを祈りつつ、ヘアピンカーブを振り返しながら頂上へ向かう。
このチ○コ岩、いや、不動岩は山の中腹389mから空へ向けて高さ80m根回りは100mの巨大な岩の塊で、日本列島ができるはるか以前4~54億年前のオルドビス紀からカンブリア紀ごろの変斑糲岩(へんはんれいがん)からできているようだ。
登り初めてから約10分。取材班は現地に到着。さすが標高400mほどあるので、それなりに風は吹いている模様。先客は誰もおらず閑散としている。
チ○コ岩の付け根まで来たのだが、どっちかと言うと一つの岩と言うよりは、斑糲岩(二酸化ケイ素成分(簡単に言えば透明な水晶)が少なく深い地層でマグマがゆっくり冷えた岩)の間にたくさんの別の種類の石が挟まった状態だった。だから名前が“変”斑糲岩と言うらしい。う~ん。勉強になるな。
「不動岩」の後方には「中不動」(右)と言う岩があり、さらに後ろには「後不動」という岩もあるが単に岩石が露見しているというだけで、不動岩ほどのインパクトはない。まぁ不動岩岩がインパクトありすぎなんだけどね。(笑)
下衆な話だが「チ○コ岩」の“亀頭”に当たる部分の仕上がりなんか、本物のアレ。のように上が大きくなっているな。(笑)
写真をよく見たらわかると思うが、上(写真中央左)の岩石部分が亀裂が入りいつ落下してもおかしくないように見える。先の熊本地震で崩れなかったのが奇跡的だ。
まぁ下衆な話はこれくらいにして、次回は真面目に、このチ○コ岩、失礼。不動岩の空撮の映像。それから、かつてより伝わる伝説をお届けしたい。
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(2018)