【亀は亀でも】シャープバブルが過ぎ去った亀山駅前。みつわ食堂と喫茶尚【時の流れが亀】(1)

全国裏探訪取材班から問いたいが「世界の亀山」一回ぐらいはこのフレーズを聞いたことがあると思う。

これはシャープが液晶テレビの生産に先立ち、まだまだ液晶テレビ全盛だった2004年に工場を建築。操業を開始した。この重要なシャープ工場に行くには必ずここのJR亀山駅に降り立ちタクシー、あるいはバスに乗り換える。

 大正時代から供用されているJR亀山駅駅舎。その前ロータリーには能褒野(のぼのじんじゃ)神社の鳥居が建つ。色んな魔除けになりますw

 駅前のタクシー乗り場。運ちゃんが暇そうたばこ片手に談笑しています(笑)

それもそのはず、亀山終点の列車が到着したがタクシーの利用客は1人のみ。運ちゃんに話を聞くとシャープ全盛期は9割の客がシャープ行きだったそうだ。

 そんな亀山だが、駅前には立派な駅ビル?がある。隣同士が引っ付いた形となり一つの建物に見えなくもない。左から坂本屋旅館、複合テナント(2階喫茶尚)、空き物件、みつわ食堂となる。

 今回お腹がすいたので、一番左の物件「みつわ食堂」に入るとする。外観からして渋い。

 店に入ると「へい!いらっしゃい!」と八百屋のような掛け声w先客が一人。裏探訪取材班は手前のテーブルに陣取る。いろいろなメニューがあるが、無難に肉うどんを頼んだ。

 食堂のメニュー。冬なのにざるうどんもやっている。注文してから気付いたが、どうやら“みそ焼きうどん”が亀山名物らしい。スマホで調べると結構おいしそうだが、おそかりしゆらのすけ。であるw

 値段は改定に改定が加えられ、メインメニューは中華そば550円。並そば400円。そして、亀山みそ焼きうどん600円。実に安い。

 お箸、しょうゆ、ソース、七味、コショウ、塩、爪楊枝。標準的なセットだ。

 

 座敷も標準装備。足を延ばしてくつろぐことも可能だ。

 結構早く出てきました、肉うどん。味は思っていた以上においしかった。麺のコシなどはないが、量は普通よりやや多めか。女性だと多いかもしれない。

 亀山駅前にはコンビニはなく、他に小さなイタリアンレストランと喫茶尚しかないため、実質1時間1本の名古屋行きまでの待ち合わせで軽食を食べるにはみつわ食堂が最適だ。

  店内にはなぜか寿司コーナーもありますw女将に聞くと本当はお寿司屋さんらしく、おてもとにも“鮨”を思わすデザインがありました。

会計をお願いするとそろばんでお勘定・・ソフトまで昭和なのには驚きました(笑)

次回は、亀山駅前をもう少し探訪しましょう。。

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(2017)