【爆心地】広島型原爆リトルボーイの「爆心点」をVRで眺める!【裏探訪】(2)

全国裏探訪取材班は、広島市へとやってきた。「ヒロシマ」と言えば真っ先に思い浮かべるのは、やはり原爆投下では無いだろうか。今回はそんな広島に投下された原子爆弾「リトルボーイ」の爆心地を訪ねようと思っている。

「大手町中央駐車場」

取材班は、原子爆弾が落とされた爆心地の界隈へと足を運んできた。住所で言えば、広島県広島市中区大手町1丁目5あたりだろうか。ここはそごう広島店とかがある、広島の繁華街紺屋町交差点からすぐそばの路地の一角。

昼間には配送業者や会社員、OLなんかが昼ご飯を買い求めるごくごく一般的な繁華街の様相。本当にこんなとことが爆心地なのだろうか。

「爆心地案内板」

一般的に爆心地は、平和記念公園の記念碑のあるところの上空や、原爆ドームの直上のイメージがあるが、実は世界で初めて実戦利用された原子爆弾「リトルボーイ」が炸裂したのはこの何の変哲もない市街地の直上なのだという。

その爆心地から上空を眺めてみた。なるほど、ここかぁ。原爆の爆心地は。当時投下/被爆当事者の日米は原子爆弾が被爆した場所ではその放射線の影響から数百年にわたり、草木も生えず人間が生活できないなどと言われていた時期もあったようだが、投下から70年以上経過した今、このように日常を取り戻している。

さて、このリトルボーイの爆心地だが”爆心地”と”爆心点”の違いはお分かりになるだろうか。ちなみに爆心地と言うのは炸裂した場所の地面。爆心点と言うのは炸裂した空中のポイントと言う。一般的な記事なら「爆心地」までのレポが一般的なんでしょうけど、ここは全国裏探訪。もっと攻めていきたいと思う。

せっかくなので、爆心地を離れ、爆心点を目指しどんどん上昇していきたいと思う。リトルボーイが炸裂した現場は上空600mと言うことなのでそこまで上昇したいところだが・・・

ここが爆心点にかなり肉薄した場所ではないだろうか。さすがに飛行当日は強風でそこまでの上昇はできなかったようだが、かなりリトルボーイからの眺めに近い場所だと思われる。

「広島型原子爆弾リトルボーイ炸裂地点からの広島市内の様子」←クリックで360度VR映像をご覧いただけます。

こちらの動画が、高度こそリトルボーイの炸裂地点と多少違うものの、爆心地の上空から見た広島市の様子だ。

 

1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分47秒ここでこの地点で、当時の広島市の人口35万人のうち166,000人が原子爆弾の炸裂によって命を落とした。こんなところまで取材とは、多少眉を顰められる覚悟だが、これぞ真の理解。そして、全国裏探訪の醍醐味ではないのか。

爆心点から見た原爆ドームの様子。こうしてみるとより立体的に、情報量豊富に広島への原子爆弾投下の理解が深まるのだと思う。

さて、次回は地上に降り、原爆炸裂時の様子などを爆心地の現場からお伝えできれば。と思っている。

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(2021)