【汚い】「琴平町栄遊廓」金毘羅参り後の精進落としスポット!【赤線!】(1)

全国裏探訪取材班は、香川県琴平町にやってきた。ここは四国の数少ない観光地の一つ。こんぴらさんで有名な金毘羅参りで知られる琴平町だ。そんな古より有名な参拝スポットに付き物なのは言わずと知れた精進落とし遊廓である。え?金毘羅参りの精進落としって丸亀にあるココの2遊廓じゃないの?と言われるかも知らないが、否。本拠地琴平にももちろんあります「琴平町栄遊廓」早速見て行こう。

「JR琴平駅」

さて取材班は琴平駅に降り立った。この駅は1889年(明治22年)に讃岐鉄道の開業と同時に開業。現駅舎は1936年(昭和11年)に竣工されたクラシックな物件だ。

「四国鉄道発祥の地」

そんな沿革もあり、駅前には四国鉄道発祥の地としでC58蒸気機関車の動輪が置かれている。で、当然この駅前からが金刀比羅宮の事実上の参道になっているので灯籠なんかも置かれている。なかなか歴史情緒ある場所じゃないか。

駅前にはさして何もなく、若者が屯ってる。まぁど田舎のよくある光景か。

「環境浄化にご協力を」「子どもに有害と思われる 本や雑誌は この中に入れて下さい」「琴平町少年育成センター」

そして、ここに白いポストですか。最近都会ではめっきり見なくなりましたが、ここ琴平ではまだ健在のようだ。さすがは精進落としの駅前だけある。てか、雑誌が死に絶えたスマホ全盛の今時こんなポスト天然記念物になりかけてるぞ。

「仲多度郡琴平町周辺案内」

駅前の周辺案内を見て行こう。右側(東)に琴平駅、左側(西)に金刀比羅宮がある。この真ん中の金倉川近くに遊郭があったらしいのだが。さて散策を始めるか。

「高灯籠」

JR琴平駅から歩いていくと、琴平の名所の一つ高灯籠がある。この物件は1865年(元治元年)に建立された。当時は丸亀沖の瀬戸内海を航行する船の指標とされたようだ。この内陸の琴平から丸亀の沿岸まで直線で12Kmありますけど高さは27mで見えるものなのでしょうか。現在は国の重文に指定されている。

「琴平駅」

この琴電(高松琴平電気鉄道)の琴平線は、国鉄に遅れること1927年(昭和2年)に開設された。なお駅舎は当時のままで戦中までは2階部分がレストランだったらしい。

 

「琴平を取り巻く鉄道路線の様子」〈Wikipediaから〉

少し本来のネタからは離れるが、鉄道好きの方に向けても少し解説しておこう。現在琴平はJRと琴電が通っているが、かつての琴平は「琴平参宮電鉄」と「琴平急行電鉄」が琴平に乗り入れていた。それぞれの琴平駅の開業は、琴参は1923年(大正12年)、琴急1930年(昭和5年)だった。

さて、そんな鉄道路線が4線もあった過当状態な時代もあった琴平。いかに娯楽のない当時、ここが一大観光地だったかがお分かりいただけると思う。さてそんな「琴平町栄遊廓」を次回以降見ていきますよ。

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(2021)