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全国裏探訪取材班は、滋賀県大津市の「柴屋町遊郭」に来ている。前回早速オンボロの妓楼に遭遇したんですけど、ここの柴屋町は町自体が下町で見ごたえがあるんで、その辺を今回も見ていきましょうかね。
前回の妓楼、戎屋の先はこんな感じの路地なんですけど、物件を見ていきましょうか。
戦後の赤線感が半端ない。2階の手摺の意匠も立て格子になっていたりするのが、遊郭をルーツに持つだけあるなぁ。
その隣の物件もこの通り、近代化改装されていて民家風ですけど、2階にはガッツリ丸窓がありますよね。丸窓さえなければ判断が難しかったですけど、そこはあえて残しているのがいい感じ。
さらに奥を見ていくと、長屋風の妓楼があったな。これも総立て格子のいかにもなつくりだ。地元民曰くこの路地なんかは土日になると男が繰り出し向こう側が見えないほどだったという。

さて、来た道を戻り戎屋の隣の路地を進んでいきましょうかね。またここが怪しいんだな。
少し路地を進むとこんな感じ。戎屋には花頭窓のような意匠の窓もあしらわれていた。もともと禅寺にる窓なんですけどなんで妓楼にあるんでしょうかね。まぁ、女のアソコを仏様とか言う奴もいるぐらいなんでねw
路地は生活感だけではなくて、ところどころにある趣が赤線のそれに近い。まぁ元赤線だから当然といえば当然なわけで。
一見、民家のように見える物件であっても、2階の手摺の意匠に竹なんかがあしらわれてもいたりする。
てか、2階からワイドショーの声が聞こえていたりもするんで、まだ住人は居るっぽいな。ここの陰鬱な雰囲気からして、その人物像は耄碌歯抜け婆さんのイメージw
この路地は、ドン突きで終わりかと思ったんですけど、奥には直角に伸びる路地裏があった。ここはなかなか渋いぞ。
密集していて、2階の軒同士が重なり合ってトンネルのような印象なんですけど、時より見せる空を見上げると2階の様子を見るとこんな感じで洗濯物を干されていたりしますよ。
軒と軒を渡すような感じでバルコニーが設置されているのはここの見どころの一つだ。それにしても裏感が半端ない。
「美幸クラブ」
ここは、さっき見た長屋風の妓楼の裏側になるんですけど、そこには美幸クラブとの文字が。美幸クラブとは何なんでしょうかね。怪しさ満点。
この美幸クラブの路地はこんな感じでかなり狭小なところにあるので、手前の物件が健在だったときはかなり怪しげだったんでしょうかね。夜な夜な男たちが裏口から登楼していたんでしょうかね。
そんな美幸クラブの路地裏を出ると大通りに出ますよ。ちなみに「柴屋町遊郭」は往時は「上柴屋遊郭」「下柴屋遊郭」に分かれていたそうなんですけど、この路地を境に右側が上柴屋、左側が下柴屋だったとか。ちなみに今見てきたのは上柴屋側のエリアだ。
さて次回も、引き続き「柴屋町遊郭」の「上柴屋遊郭」側を見ていきましょかね。
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(2021)