【神戸電鉄】朝鮮人労働者の“飯場”「源平町」を文字通り裏探訪する!【の闇】(2)

全国裏探訪取材班は、読者よりのタレコミにより神戸長田区に朝鮮人の飯場(はんば)があるので取材してくれないかとの依頼があり、神鉄の丸山駅まで来た。ただタレコミによると現在その飯場はどうやら消滅しているようなので、立ち入りが禁止されているという。そうなるとオフィスに籠っているのもどうも寝起きが悪いので、遥々現場まで来たわけだ。

タレコミみよると鉄道土手向こうが朝鮮人の飯場になっているといい、そこへ通じる個所は土手に狭いトンネルが掘られているようで、どうやら3カ所あるという。その名称は南側から“アレックレ”(下トンネル村)・“カンクレ”(中トンネル村)・“ウックレ”(上トンネル村)と呼んでいたという。朝鮮語か。

さて、土手の向こう側が分からないので取材班は先ず空撮を試みる。なるほど、確かに住宅街と飯場と思しき場所が鉄道を境にくっきり分かれていることが分かる。ここにトンネルでしか飯場があったわけか。

この写真は丸山駅が写っている。駅北東がやはり空き地になっているな。なるほど。朝鮮人飯場跡はここか。

別の方向から見てみようここが一番南の部分と思しき部分だ。あ、画面中央より少し左下にはなにやら井戸というかトンネルのようなものがある。もう少し航空機を降下させよう。

今はバラックのようなものは確認できないのだが、やはりトンネルのようなものがありますね。これがアレックレ(下トンネル村)か。てか裏山が迫り、そこを神鉄の土手で防がれたような閉鎖空間に押し込められていたわけか。これじゃ陸の蟹工船状態だな。

さて取材班はアレックレを見るために路地を降りていきましょうかね。かなり急だな。こっちであってるのか・・

「アレックレ」

そうこうウロウロしているとありましたよ。アレックレが。確かに空撮でも確認したしタレコミ通り神鉄の線路下に掘られている。これか。

取材班も当時の朝鮮人になったつもりで中を覗いていきますよ。うわ~真っ暗だな。飯場っていわゆる今でいう工事とかプロジェクト用の宿舎とか寮に近いものだ。

 

今だからこそ労働基準とかあるけど当時は結構酷かったっぽい。そもそも朝から晩まで重労働で、寝に帰る先は暗いトンネルの向こう。まじで今の若者なら1日でギブアップしそうだ。

アレックレの日本人側出口には小さな祠のようなものもありますね。これはどういう意味なのだろうか。現在は荒廃しきっている。逆に言えば当時は現役だったわけで・・差別され汚い仕事をする朝鮮人の穢れを祓う為なんですかね。人間扱いされてないな。

こんな80円自販機の在る様な地区なんで、仮に日本人であってもかなり底辺な地区なのだが、さらにそれより下の身分で穢多非人のような扱いだった朝鮮人から見ればこの底辺日本人エリアにすら嫉妬したに違いない。

さて次回もまだまだ見て行きますよ。カンクレ(中トンネル村)・ウックレ(上トンネル村)も見に行きましょう!

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(2019)