全国裏探訪取材班は、日本一辺鄙営業中の遊園地、愛媛県宇和島市の「赤松遊園地」に来ている。まぁそもそも遊園地と呼ぶんでいいのかさえ怪しいスポットだ。
藤棚がきれいだったのだろうが、今は見ての通り無残なもんだ。赤松遊園地と書かれ建物も完全に崩壊しているし・・
藤棚の金属製の柱は朽ち錆びて木で支えていますよ・・大丈夫かここ。
一時は宇和島市民の憩いの場も時間が建つとこうなるんですもんね。昭和、平成、令和そらしゃーない。栄枯盛衰ってやつですか。
園内には売店か衝動と思しきスポットもあったり。今でも当時の様子が偲ばれる。これも朽ち果てて行くんでしょうけどね。
「シャワー 大人一〇〇- 小人五〇-」
八幡浜からここまでのタクシーの運転手曰く、僕らの遠足と言えばいつもここでしたよ。昔は風光明媚なところでしたけどねぇ。最近は“出る”らしいっすよ。と言っていた。
全国裏探訪取材班はその名の通り全国に取材員を持っておりそのうちの一人、四国の調査員にもこのスポットを聞いたらある返事が返ってきた。えっ?あんな心霊スポット行くんですか?との返事。
そうタクシーの運ちゃんも言っていたように、ここ赤松遊園地は今では地元では有名な心霊スポットだという。特にある筋の情報によると、夕方から夜にかけて、子供が一緒に遊ぼ。と、近寄ってくるとか来ないとか。
「レストハウス 水交亭」
まぁ本当に子供だったのかもしれないが、確かに出そうな雰囲気は充分にある。夜一人で来るとかなり不気味かも知れない。あ、あと、女の人が一人で来るのも止めて下さいね。この事件みたいになってもダメだし。
それにしてもやばい廃屋だ。この物件は半分が海に突き出していて、このまま柱が腐っていくと、棟自体が海にだいぶしてもおかしくない。
勿論土足での乗り込んでいるわけだが、なるべく縁側はある中いようにした。だって、端に行けば行くほどギシギシでまじでぶっ壊れそうw
ただ、脳内AR・VRで当時の様子を想像すると縁側からは、澄んで綺麗な浜辺が見られたり、確かに風光明媚なのは間違いない。真夏この縁側でうちわであおぎながらイカの塩辛でもつまみに瓶ビール。最高じゃないですかね。
そんな白昼夢を見ながら、目が覚めると廃墟の床の間でした・・これだけ潮風に晒されてもまだ耐えきっている所を見ると、ちゃんと普請されているように思う。
「龍王神社」
さて、そろそろ日没も近くなってきたので、この赤松遊園地のメインスポット覗岩に行きましょうかね。
「覗岩」
この赤松遊園地には昭和のヒーローの遊具などがかつてあったらしいのだが、最近になりすべて撤去されてしまったようだ。今ではこの覗岩だけが唯一の見どころなのかもしれん。
あ、あと、もう一つ、アトラクションが残っていますよ。それがこの海にせり出したブランコ。なかなかシュールなアトラクションだ
取材班も、ぜひこのアトラクションに乗ってみたかったが、ブランコの踏み板外れてるし・・取材班の一人はターザンスタイルで乗ろうとしていたが、難易度高すぎなんでやめておいた。さすがにミスったらずぶ濡れか最悪大けがしますからw
この四国の裏遊園地「赤松遊園地」は如何だっただろうか。宇和島で暇したら良かったら行ってみて。今の所、年パスも無料ですから。
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(2019)