【最新技術の】山梨リニア実験線だけじゃない!全長7㎞の壮大な廃墟「旧国鉄宮崎リニア実験線」 【廃墟】(1)

 

全国裏探訪取材班は、宮崎に来ている。宮城ではなく宮崎だ。地理に疎ければ宮崎ってどこにあるかもわからない白痴日本人は、これ以降記事を読んでもつまらないと思われるので、この場でここを去っていただきたい。その方が時間の有効活用だ。

九州東南部に位置し、南北に長い宮崎県。日向市から宮崎市に至る太平洋側は長い海岸線が永遠に続く。最近になり宮崎県内の東九州自動車道がほぼ全通したので南北の移動は楽になったわけだが。

高速道路で移動すると気づかないのだが、一般道国道10号線やJR日豊本線で走ると何もない高架が永遠と続く部分を見て事ないだろうか。写真に写っている高架橋がそれだ。

その物件を目指し取材班は高速を降りた。早速探索していきましょうかね。

「JR日豊本線都農駅」

場所で言うと10号線より東側、JR日豊本線都農駅前の県道302号線を北に北上していく・・

 

〔32°15’37.1″N 131°34’19.8″E〕

都農駅から車を走らせること約2分ほど、高架橋が現れる。そうそう、これが取材班が目指していた物件だ。

高架の手前にはJR日豊本線が走る為、在来線の高架化でもやっているのか。と思うかも知れないが、さして何もない田舎の海岸線なので高架化するメリットは何も無い事に気付くだろう。

〔32°16’57.7″N 131°34’44.0″E〕

田園地帯にひたすら建設されている高架橋。もうお分かりだろうが、これが実は今回の題名の通り「旧国鉄宮崎リニア実験線」だ。

この高架橋は1964年(昭和39年)の東海道新幹線開業からたった10年後の1974年(昭和49年)に浮上式鉄道開発会議で決定、同年着工した次世代交通機関リニアモーターカーの実験設備だ。当時は日本全国で候補地があったようだが、当地の決定理由が“協力的で優しく文句を言わない”宮崎県民の県民性で判断されたというのだかから笑える。

 

着工から順次部分的に開業し、5年後の1979年(昭和54年)に全長7㎞が完成した。かくして日本におけるリニアモーターカーの本格的な実験が始まるわけだ。

近年リニアの実験場と言えば、山梨リニア実験場ばかりが取りざたされるが、今から遠く40年前から本格的な実験が始まっていたわけだ。今回取材班はこの歴史に埋もれつつあるリニア宮崎実験線を裏探訪したので、次回以降しっかり見て行きましょうかね。

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(2019)