全国裏探訪取材班は、静岡は焼津に来ている。焼津については改めて説明するまでもないが、遠洋漁業の拠点として長年栄えてきた歴史がある。当然そんな“海の男”の町には“陸の女”も居るわけで・・取材班はその海の男御用達の焼津の赤線に向け足を進めた。
焼津の港は海沿いに南北に2キロメートルほどあり結構大きいな。今回の元赤線の有るエリアは焼津港では一番北の中港5丁目付近だ。
遠洋漁業の町として知られる焼津の町も、現在は外国人乗組員の寄港地にもなっているようで、港周辺ではかなりの確率で外人の集団とすれ違うことも多いな。
「男子 専科 マルサ」
やはり男所帯の町なのか、焼津の商店街には男子専科との文字が。だんだん男臭くなってきたな。
「焼津市中港」
県道416号線この先は大崩海岸(おおくずれかいがん)と言う東海道の難所がある。
漁業関係者の建物だろうか。コンクリート造の長屋風の倉庫があるな。
船上の道具などが収められているのか、それぞれのシャッターには船の名前と思しき文字が書かれている。
「○出丸」
恐らく船の名前だろう。そういえば何とか丸と言えば、かの有名な水爆実験で被ばくした“第五福竜丸”の事件の福竜丸もこの焼津所属だったな。
「満翆楼」
最近は中国人乗組員も多い為か、このように外国人向けの看板もあったり。
鐵工所や船上用品を販売する店もあるな。日本有数の港ゆえか。
「福一漁業株式会社」
海洋漁業や水産加工業、それらの冷蔵冷凍などを請け負っている会社だという。結構老舗のようだ。
「焼津港案内図」
図中央の第2船渠の北側が例の中港5丁目地区だ。取材班は県道416号線より当該地区は入る。
「愛蘭」
県道沿いにはスナックだろうか。その前の駐車場には代行の車がたくさん駐車されている。相当手広そう。
「梅原酒店」「負けたらあかんで 東京巨人にみせろ浪速のド根性 光り輝け我等の阪神タイガース」
ここは大阪民国か!?と見まがうほどの阪神ファンだな。静岡でも居るのか虎キチ。
「日の出食堂本店」
撮影したのは日の入りだが、ここは日の出食堂本店。何が本店なのかはわからないがとにかく渋い食堂だ。
すでにここら辺りは中港5丁目なのでこの食堂の脇から赤線中心地へ入っていこうか。
次号もご覧いただこう。今日はここまで。
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(2019)