【案内人は】大阪人も近寄らない日本三大ドヤ街、西成「三角公園」周辺を散策する。【ルンペン】(5)

全国裏探訪取材班は、「三角公園」脱出し次なる公園を目指し北上している。情報によると次の公園は、「萩之茶屋中公園」(通称、四角公園)と言うらしい。

「大阪府大阪市西成区萩之茶屋2丁目」付近

学校帰りだろうか。下町風情ガッツリな路地を、小学生の女子生徒が帰宅してるな。マジでリアルじゃりン子チエだ。

ほどなくして例の公園付近に到着。公園の前にも商店が並ぶ。

「萩之茶屋中公園」に到着。公園なのに柵が妙に高いな。これも大阪あるあるか。

公園の入口に「犬はつないで飼いましょう」と書かれているが完全無法地帯だなこりゃ。しかも犬はちゃんと防疫の注射とかしているのか・・わからない。怖っ。

 

公園を不法に占有している割にソファまで置いて極楽気分の飼い主と犬。犬は飼い主に似るというが本当にその通りのようだな。

「お知らせ 公園内に工作物 を設置することを 禁止します。 なお設置された 場合は当局において 撤去します」

ここでいう工作物とは彼らのブルーの家の事か。全然禁止できてないし、全然撤去もしていない。この看板が設置されたのは数年以上前かと思われるが完全に形骸化しているようだ。

この“四角公園”も端っこの一等地は全て占有されてんな。

絵に描いたような、見事な浮浪者もいるな。しかも後ろのほったて小屋はかなり背が低い。大型犬の犬小屋ぐらいか。ま、彼らにはこのカプセルホテルぐらいの大きさがちょうどいいのかもしれん。

 

公園の端の角にあるバラックは鍵付きの立派な“工作物”だな。自転車が内ので出勤中なのかもしれん。

それにしても昼日中っから、ストロングゼロを片手に談笑したり、昼寝をしたり、将棋を楽しんだり。ある意味ユートピアなのかもしれん。

ユートピアなのは何も人間だけではなく、犬も気楽に生きてるな。人間も犬も鎖につながれず快適そうだ。

ただこっちの犬はシンナーを吸ったような感じで病気でフラフラだな。こちらも、今ユートピアなのか、それともユートピアへ逝ってしまうのか。それは分からない。そう思うと後ろの人間も生きているのか心配になってくる。

 

夕方が近づいてくると、ドヤへ戻る為だろうか。結構流動的になってくる。意外と秩序は保たれているようだ。

三角公園と同じように、公園外から工作物を見る。この四角公園では公園の境界の柵が丈夫なため、その柵にもたれかかるかのように工作物を建ててるな。柵が高い方が住み着いてしまうのかもしれん。ただ自転車置き場は縄張りがあるのか、きちんと整列されているな。こういったところを見ても秩序が保たれてんな。

萩之茶屋中公園、別名、四角公園をお楽しみいただけただろうか。次回最終回は市内へ帰る為、萩之茶屋駅に向かって進んでいこう。

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(2016)