【全て川沿い】泉質は良いのに観光客が皆無で穴場「天ヶ瀬温泉」全7箇所をめぐる。【全て混浴】(2)

全国裏探訪取材班は、豊後三大温泉の一つとして名高い?「天ヶ瀬温泉」に来ている。前回共同露天風呂の一つである薬師湯に入った。天ヶ瀬温泉には玖珠川川沿いに全てで7つの露天風呂がある。7つの露天風呂のうち6つは天ヶ瀬共同露天風呂が運営する「薬師湯」「古湯」「駅前温泉」「益次郎の湯」「神田湯」「鶴舞の湯」だ。そして旅館が運営する「かじかの湯」がある。

この裏探訪では残る6つの露天風呂を紹介していく。よろしくお付き合い願う。

「古湯」

取材班が訪れたのは午前中だったのでまだここは準備ができていないようだ。温泉は緑がかった薄い乳白色の感じだな。もちろん入浴利用は100円だ。

そして次に来たのは「かじかの湯」。ここは7つの露天風呂のなかでは唯一の旅館運営の露天風呂だ。

流石旅館が運営するだけあって、川沿いの露天風呂のなかでも最大規模。泉質は薬師湯や古湯と違い結構透明だな。

「天瀬温泉旅館 シャレー 水光園」

ただ、旅館運営なので利用料金は500円とほかの6つに比べて高め。ま、他の共同露天風呂が安すぎるのだが、、

テント型の脱衣場もあるし、バスタオルを巻いて入ることもできるので、女性にはいいかもしれんな。ただ、500円で利用出来るのはこの露天風呂だけなので注意されたし。

すこし堤上の目抜き通りも通ってみる。観光客の姿はやはり皆無。他の豊後三大温泉、別府や湯布院とはやはり違うな。

元々この天ヶ瀬温泉は昭和期まではかなり観光客が多かったようだ。別府や湯布院に比べ地理的にも近いことが奏功し、主に筑豊の炭鉱の関係者の保養所のような役割を担っていたという。ただ、筑豊の炭鉱もエネルギー転換で縮小、閉山。ここが担っていた坑夫達の歓楽スポットも完全に衰退してしまった。

 

「天ヶ瀬橋」

取材班はここを渡り、対岸へ行く。右岸(北側)のエリアではただ一つの「益次郎温泉」がある。

「益次郎温泉」

益次郎温泉の名前の由来は、もちろん維新十傑の“大村益次郎”だ。大村益次郎といえば日本陸軍の祖として知っている方もいるだろう。そう、あの靖国神社の銅像のあのお方です。

 

料金はもちろん100円。

天ヶ瀬温泉は明治期には文豪始め沢山の著名人が滞在したという。もちろん大村益次郎もその一人で、この益次郎の湯のうえにある天龍荘に滞在したらしい。取材班も武運に預かりたかったが、残念ながら営業時間外。湯が抜かれていた。

「どっぷり掛け流し 温泉」

温泉の諸元がしっかりと書かれているが、いかせん小学校高学年くらいが親の手伝いで書かされた様な案内板で取材班も思わず脱力してしまった。これも天ヶ瀬クオリティか(笑)

次回も残りの露天風呂を紹介して行こう。

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#大分県 #日田市 #温泉 #レトロ #歴史

(2018)