【デフレにも】西天下茶屋「銀座商店街」と1970年代中盤の物価基準の喫茶店「マル屋」でお茶をする。【ほどがある】(2)

全国裏探訪取材班は、西天下茶屋の「銀座商店街」を前回ご紹介した。今回はその銀座商店街の中にある喫茶店「マル屋」を紹介していきたいと思う。
銀座商店街東側から入るとすぐにある「マル屋」。パッと見は普通なレトロな喫茶店にも見えなくはないが、ディティールをじっくり見て行くとすごい。
 まずは上の看板。これだけでももう渋すぎる。フォントの感じと言い、色使い、デザイン・・
 入店前にまずはメニューを見に行こと思う。店の角には汚いアイスクリームの行灯型オブジェ。ココアパウダーが上から降りかかっています(笑)
ディスプレーも薄汚れてあれですが・・
どれどれメニューは・・
 「玉子丼 ¥250円 きつねうどん¥230円 うどん¥200円 ホットレモン¥170円 コーヒー¥160円 クリームジュース¥140円 バナナジュース¥100円 クリームコーヒー¥200円 カレーライス¥ 250円 オムライス¥250円 玉子うどん¥250円 クリームみつ豆¥140円 ハムトースト¥120円  氷金時¥150円 氷ミゾレ¥100 氷紀州しぐれ¥200円」
う~ん。改めて文字に書き送すとやっぱり隔世の感だなw現代の都会の金銭感覚からするとちょっと値段がやばいw
しかも、「操業八十1年」「いい物を安く!」なぜか1だけ漢数字じゃないw
 例のアイスクリームの行灯の前には、またメニュー表が・・
上には「肉うどん250円 160円コーヒー. カレーライス.250円.」カレーライスが160円なのか、コーヒーが250円なのかよくわからない・・書体も独特で芸術的すぎる・・
下の部分をもっと見て行こう・・
 なぞにチェーンでつながれている「贈.読売テレビ TV.10. 25-12-18日」と書かれている。先ほどから“.”の使い方が雑で統一感がなさすぎるw
メニューを見て行くとさっきのガラスケースに無いメニューも書きもまれている
「――(略)――ヤキメシ250円――(略)――(オムソバ290円)やきそば230円(そばめし270円)――(略)――(クリーム小倉)140.ホツトケキ.80.(お小達用) ハッシュトポテト.60――(略)――」(笑)
()で書かれたサブメニューはあるわ、ホットケキは80円wハッシュトポテトに至っては60円!ww
途中から“円”の表記も略されてて、またまた“.”になっていますw
 年末までまだ半年あるのになぜか「年越そば」・・・。しかも「(うどん●●●) ソーメン270円 (ざるそば270円) 肉うどん250円 (カレーうどん250円)(カレーそば)」とおそらくメーカー(三宅製粉)からもらった販促物に書き足されています。もちろん書き足されたものは年末の年越しそば等のレパートリーではなく、“肉うどん250円”を見てわかるように平時提供されるメニューのようですw
追記に追記を重ね、“()”とかの使い方も統一感ゼロwカオスすぎます・・
 
 マル屋への入口は北側と東側の2か所。こちらは北側の入口。
 こちらが東側の入口。
 東側の入り口わきには販売コーナー。 なぜかパン一斤とホットケーキ?が置かれている。
「ホットケーキ¥80円」実物が置かれている・・
次回はいよいよ入店!お楽しみに!
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(2016)