【松田優作も】下関竹崎町ソープ街のど真ん中の激渋食堂「大阪屋」のちゃんぽんを食べる!【通い詰めた】

 
全国裏探訪取材班は下関駅近くの旧マルハ本社のあった、まるは通りを先日探索したのだが、このまるは通りの真ん中に「大阪屋」という昭和の残照漂う激渋食堂を見つけたので、今回はその大阪屋に突入しようと思う。
 「大阪屋」左三軒は特殊なお風呂屋。さらにその左は組事務所という寄り付きがたい立地にある。この地区のほぼ真ん中だ。
 取材班は中へと入る。午後1時、先客は居らず、「すいません~」というと中からおばちゃんが返事をする。
メニュー。チキンライスやビフテキなど多彩だが、おばちゃんに今できるメニューを聞いたところちゃんぽんと支那そばのみらしく、ちゃんぽんがおすすめということで、取材班はちゃんぽんをオーダー。
 店名も大阪屋というだけあり、店内の絵も大阪城?が描かれる。
 昭和32年発行の「食品衛生法営業許可」なかなかの雰囲気です。
 店内には“松田優作”のサイン。その下に松田優作のファンの“香川照之”のサインもある。
松田優作はこの界隈の今裏遊郭の一角に、日本人の父と韓国人の母との間に生まれる。
おばちゃん曰く、松田優作は無名時代からここ大阪屋のちゃんぽんがとても好物で、有名になってからも下関に立ち寄った際はこの大阪に通い詰めていたらしい。「ただいまー」といきなり来るのでいつもびっくりしていたとか。
 そうこうしている間に、そのちゃんぽんをおばちゃんが作り始めている。
 調理場も拝見したがなかなか渋い。精巧な映画のセットのようだ。これが現役。恐れ入ります。
 
 調理中の様子。いいにおいがしてきた。
 大阪屋名物「ちゃんぽん」11月の寒い日なので、湯気が立つ。クラシックな風景だが今はもうあまり見られない光景だ。うん。いい。
 浅めの中華鉢に山盛りの具が乗っている。麺は一般的なちゃんぽん麺。たっぷりのもやしに、豚肉、ねぎ、かもぼこ、ちくわ、たまご。出汁は野菜のスープがよくでた和風しょうゆ系、脂肪分は少なく健康的だ。これは栄養がつきそうだ。
 最後に古写真を見せていただいた。現在とほぼ変わらないのがすごい。
「大阪屋」の由来は先代である父が、大阪からここ下関を経由し旧満州へ渡る途中、この下関で母と先代が結婚。露天商から始められてここに店をっ作った。そこで先代はルーツ大阪から大阪屋と命名したそうだ。
 
 昔と変わらない。暖簾も写真から当時のままと考えられる。
今考えれば、父母が下関で出会い満州に行くことが中止になった。その後の状況を考えればここで大阪屋という場所で商いができて、よかったのだと思う。向こうに行っていれば・・・と歴史をかんじる裏探訪取材班であった。
現役の遊郭の真ん中にある「大阪屋」下関にお越しの際は歴史を感じ立ち寄ってみては。
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(2016)