全国裏探訪取材班は「【圧巻の】宗教都市天理の街並み「天理教協会本部」と「おやさとやかた」【超弩級建築】」も第六回めで、図のオレンジのライン「天理本通」を通り、そして、おやさとやかた南側を経由。やっと東端に到達し半周したことになる。
前回は東棟南の川の上にまたがる「おやさとやかた東右第4棟」を見てきたが、今回は下記の図の部分、おやさとやかた東棟北側を調査していきたい。
東棟中央部に到達した。ここは「天理教校」として供用されている。
奥に見えるのがおやさとやかた中央にある神殿だ。手前には、なにやら石碑がある。
二代目真柱中山正善のお言葉がある。しかし読みにくいw
鉄筋コンクリート造りながら和風のテイストが素晴らしい。この時代の建物は石壁“風”や
何の集団かは分からないが、例の黒はっぴを着ている以上天理教関係だろう。
背景の建物は「別席場」といい、満17歳以上ならば協会や詰所に願書を出願し、別席に出席。親神様の話を9回(内容はすべて同じ)聞き「おさづけの理」をもらえるようだ。事実上の洗脳とも言えなくはないが、この「おさづけの理」をもらうと、病人にもおさづけの理を取り次ぐことができる「ようぼく」という身分になる。病人を癒え救う能力がつくらしい。
またそれと同時に、陽気ぐらし世界建設のための人材(信者)となる。
おやさとやかた東棟(奥)と「みちのり布教所」(手前)。
手前だけ見れば某殺人宗教のサティアンwにも見えなくはないが、合宿所のような雰囲気。
「別席中お静かに」なにやら新米の信者が同じ話を9回聞かされているらしい・・
同じく、 おやさとやかた東棟(右)と「みちのり布教所」(左)。
ここにもまた「別席中お静かに」はい。取材班の撮影モードも秒5コマの静音連写モードに設定しました。(笑)
おやさとやかた東棟の建物は1階はほとんど吹き抜けになっている。
すべて統一された意匠であるバルコニーは橋の欄干のようなデザイン。室外機も景観に配慮してか同じデザインでカムフラージュされている
「東左第四棟 起工昭和29年4月26日 竣工昭和30年12月5日」
もうすでに竣工から60年以上が経っている。おやさとやかたがすべて完成する前に既存の棟が耐用年数が来てしまいそうだ。
こちらはおやさとやかた東棟北側入り口。
こちらにおやさとやかたの起工から竣工時までの建設中の写真が展示されていると聞いたので見てきた。
次回お伝えしたい。
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(2017)