全国裏探訪取材班は、第10回にわたり「【背徳の】三重の桃源郷「渡鹿野島」を現地取材する。【売●島】」として紹介してきたのだが、いかがだっただろうか。さて、最終回の今回はまだ踏破していない路地裏を当時を知るN氏と共に見て行きましょうかね。
「渡鹿野島」
前回はこの「恋の坂」と呼ばれるパブスナック当たりまで来たんですが、この坂を上っていくと何があるのだろうか。
坂を上っていくとズタボロの3階建ての物件には布団が干されて居たり、生々しい生活感が今でも残っていたりもする。
ちょうど「美海」の真上もこのように全世代的なアパートのようになっている。当時を知るN氏は「当時は置屋から女を連れ出して、宿をとっている客は自室に連れ込んで行為に及んでいた。それがいわゆるショートってやつ。―(続)―」
「ショートは、大体2万前後が相場で、つたやなんて体のいい●春ホテルになっていたなぁ。―(続)―」
「ただ、俺が来た頃なんかは旅館も結構満室だった事ももまーまーあったりして、その場合のショートは女の部屋まで一緒に行ってヤッてた。俺もそんな経験しかないけどw・・でも―(続)―」
「金持ってる上司なんかは、ロングって言ってひと晩独占できるコースもあって、それが4万くらいだったらしいんだけど、それだったら、連れ出してデートまがいにご飯とか散歩とか行ってから、―(続)―」
女の住んでいたアパートが今でも島のあちこちに変わり果てたその姿を残している。今では雑草に囲まれ建物は蔦まみれ。これが本当の“つたや”なんちゃって!と言うオヤジギャグw
「最終的には女アパートまで行って部屋に転がり込んで、朝までヤリまくってた!ってよく上司が出勤時に自慢されたなぁw―(続)―」
このアパートでヤリまくってたんですかね。今でもそのままの状態で残されている。
淫乱な雰囲気を残す安普請のステンドグラス風装飾が施された彼女たちの売●アパートの一室か。
N氏はさらに続ける。「朝男が起きると、女は朝ごはんの準備をしていてそれを2人で一緒に食べる。」
「んで、最後別れるときは女が港まで一夜を過ごした男を、船が出航するまで「また来てね~~」と手を振って見送ってくれるんですよ。そんな島でしたね。」とN氏は視線を遠くして回想していただいた。
ただでさえ風光明媚なリアス式海岸が広がる三重県志摩地方。そんな所にある小島にウマい海の幸、綺麗な女をひとり占めでのアバンチュール。そんな物語をここで紹介すると世のエ●オヤジからは良いところじゃないか!と称賛されるかもしれないが所詮は●春行為。現代の世相が許すはずもなく現在はこの通りだ。
「旅館 三好」
「福寿荘」
聞くところによると、今では渡鹿野島の旅館三好や福寿荘でコンパニオン付き宴会プランがあるらしいのだが、専ら女は島外から来るという。
そんな渡鹿野島だが、今では少ないがそれなりにカップルが来島することもあるのだという。彼らはこの島の黒歴史を知る由もないのだろうが・・
このように、ハート形の島という事から恋人の聖地として盛り上げているが、果たして再び“性”地になる日は来るのだろうか。
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(2019)