全国裏探訪取材班は、前回までは中島遊郭の「西遊廓」を見てきたが、今回は「東遊廓」を見て行こうと思っている。西遊廓はさらにもう一度橋を渡り東へと進む。
中橋を渡り東中島町に行く。数分に一度市電が往来する。かつては西大寺町電停と小橋電停の間には中島電停があったようだが、ある時期になくなったという。
「赤松薬局」
当然、元赤線という事だけあって薬局も標準装備だ。
ここなんかも、かなり古めかしいアパートですよね。元はホステスが住んでいたような場所ですかね。
「日本共産党」
左派のポスターがびっしりと張られて居たり。これなんかもこの地区の特徴ですかね。被差別部落なんかもそういったポスターのオンパレードだし。
「公明党掲示板」
こっちは公明党の掲示板ですか。はい。そんな場所なんですよここは。後は読者にお察し願います。
「つねはら」
こちらは用品店か何かですかね。この基双子の遊郭島のライフラインはこの店が支えているようだ。
土地がしりすぼみになった土地が鋭角の商店もあったり。なかなか変わった物件もある。
民家の通路からは西の方角が見える。ズタボロの納屋のような場所から西の遊廓を見るのもこれはまた乙ですな。
「東中島公園」
東中島町も西のそれと同じく高架下には公園がある。これも双子同士全く同じ構造だな。遊園地という名称ではないが。
こちらの遊具は使用できないように封鎖されていた。子供いないんですかね。
「東中島町公会堂」
この公民館みたいなもの、確か西にもあったが岡山では公民館を公会堂っていうんですかね。
で、こちらの民家も公明党掲示板が掲げられている。どんなけ熱心の支持者なのだろうか。まぁあんなキチ●イ政党なんか盲信していると、玄関のドアもズタボロになるんですかね。
そして向かいの物件もこの通り。これ、もう西遊廓よりズタボロ度は高いかもしれん。
そしてその隣の物件もこれですよ。一見玄関はしっかりしているが、扉と屋根が設置せずバラックの様相。すでに家としての体を成して居ない。
「宝寿稲荷大明神」
これは遊郭にはよくある、神社かなんかですかね。それにしても鳥居はサビだらけだな。
仏ほっとけ。とかいうギャグか何かかあと思ったが、鳥居なんで神社なんですよね。あ、触らぬ神に祟りなしとも言うな。
取材班が歩き回っていると、この物件の中からは喧嘩の声が聞こえた。内容までは分からないがかなり切羽詰まっている感じだな。よっぽど余裕ないんですかね。
東中島町東側から東の対岸を見る。旭川のインコースなので川の流れは殆どない。なにかしらの治水設備があるだけだ。
逆に西中島町から東中島町西側を見る。こちらも一段と生活感がすごいな。完全に旭川を下水代わりにしてるだろ・・
ってことで大体東中島町の雰囲気がお分かりいただけましたかね。次回も引き続きお伝えしていこうか。
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(2019)