全国裏探訪取材班は、高知県高知市内にある怪しい旅館が並ぶ「玉水新地」を歩いている。ここは未だに現役の赤線・ちょんの間ということなのだが、取材班が訪れたのは正午過ぎ。まだ明るかったのでその怪しさは幾分マシであった。
前回から引き続きドブ川沿いを歩くが、その川沿いには現代の家にはないような、やたら大きな瓦屋根がデンとあったりとその存在感には圧倒される。
取材班は土手道を歩きながら、また新しいや怪しい旅館を発見。土手上から覗き込む。遊郭に松。とてもお似合いなんですわw
その旅館の玄関は開けっぱなしにされ、玄関の前にはお馴染みのベンチがありますね。どこかで既視感のある風景だ。さらにズームイン!
玄関には流行りのビニールのサンダルと黒の革靴。やり手ババアがいないところを見ると、商売中ではないのか。いや、革靴があると言うことは、商売中だろう。で、やり手ババアがいないということは?え?まさかやり手ババア兼ホステスということでしょうかね。まさに、昼間の闇だw
ここもかつては妓楼として活躍して、そういう旅館に転業したのだろうか。見た感じそんな雰囲気は充分にある。
おっと!油断してはならない。北側の土手下の旅館街ばかり目が行きがちだが、土手の南側にも何かを発見。
「サンゴ」「旅館」
一見普通の民家と思しき物件なのだが、外階段とか装備されてたり、そこには旅館という文字が。しかも、屋号はさんご。なかなかなハイカラな名前だし、最近の民泊のような雰囲気も皆無。これはサンゴじゃなくて“ビンゴ”という表現が正しいだろう。
サンゴを少し西に行くと土手から降りる事ができる。自動車で通過する場合は道幅が狭小なので注意が必要だ。
土手から降り、路地内に入っていく。ズタボロの町並みが見えてきますよ。ここなんかは完全にプアマンエリアだな。
元遊郭だけあり、ドブ川から離れた町内にもそれらしい物件がありますよ。まあ、遊郭からの売防法からの赤線だったところなんで特段珍しい風景ではないが、真新しい住居に囲まれ香ばしい物件がキラリと光る。
何かしらの商店のようなものが並ぶが、軒のビニールも全て剥がれ落ち機能をなしていない。商店街としては全て死んでいる感じだ。まあ、近くに大きなマルナカもあるし仕方ないよな。
「お好み焼 カラオケ 味里」
遊里の中には味里がありますね。当たり前っちゃ当たり前だけど、こうしたところにも胃袋を満たすところも存在しますよ。
再度、路地裏へと足を運ぶ。ここも何かしらの長屋だろうか。
各玄関前には、赤いランプがありますね。これが何を意味するのだろうか。防犯?防火?それとも“営業中”の合図なのか・・
中を覗き込む。あー、もう建物としては重要区画がやられてるんで、住める状態では無さそうだ。ただ、同じ長屋でもココの長屋みたいに一階がパーとかでは無さそうだ。まあ、ただ置屋から派遣してのヤリ部屋としての用途かもしれんけど。
さて、ここまでで玉水新地の紹介を終わりにしてもいいんだけど、もっともっとボリュームを見せたいので次回以降も紹介して行こうか。
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(2019)