【別府温泉】“別府八湯”最古の温泉「浜脇温泉」とその色街「浜脇遊郭」【発祥の地】(1)

全国裏探訪取材班は、読者のお察しの通り非常に温泉が好きだ。年中温泉に浸かっていると言ってもいい。当然、そんな取材班にとって別府という所は何か特別なものがある。何せ温泉県大分を標榜するためには、ここ別府温泉の存在なくては語ることができないといえよう。

「別府タワー」

で、ここ別府温泉郷だがそれをまとめて“別府八湯”というそれぞれの温泉群があるのはご存知だろうか。知らない読者のために、少し解説しよう。この別府八湯とは別府にある、別府・明礬・堀田・柴石・鉄輪・観海寺・亀川・浜脇、それぞれの温泉郷を一言で言うための総称だ。

「浜脇モール」

取材班が今回訪れたのはその別府八湯の中でも一番古いとされ「別府温泉発祥の地」としてもしられる「浜脇」温泉。この温泉の由来は、東にある砂“浜”で温泉が“湧”いていたことから、浜湧=浜脇となったようだ。ただ今となっては砂浜で温泉は湧いていない。

この浜脇温泉の中心地に、コンパクトな再開発の商業施設である浜脇モールがある。その中に「湯都ピア浜脇」という入浴施設があり、そこが浜脇温泉の事実上のコアだ。

浜脇地区は朝見川より南側の地区なのだが、その浜脇地区には、かつては温泉で癒すのの他に別の癒しスポットがあったという。それが今回の主な調査対象「浜脇遊郭」だ。

取材班は浜脇モールから西へと進む。温泉場といえば遊郭のような遊ぶスポットがセットなのは昔っからのようで、モールから20歩も進まないうちに怪しい建物が見えてきましたよ。

「浜脇の目 注いで守る 通学路 ツーリズム浜脇まちづくり推進協議会」

今時、黒い車にサングラス帽子を見にまとったこんなわかりやすい犯罪者もいないと思うが、、

まあ、そんなことはどうでも良いのですが、、いきなり現れましたよ。赤いタイルで加飾された物件が。いかにも元遊郭の付帯物のような雰囲気。

ただ残念ながら、取材班が見ている最中も解体業者のトラックが忙しなく出入りしていた。もしかしたら近々に潰されるのかも。

 

町はあちこち、一角が駐車場になっていたり往時はもっといろいろな物件があったんでしょうかね。早く見に行かないとすぐになくなってしまうんですよね。遊郭跡って。

お!これはこれは!浜脇遊郭跡の真打だろうか。タイル張りの物件に純和風の物件。興味深い物件が見えてきましたよ。

次回もじっくりとこの浜脇遊郭を見て行きますよ。続けて書きたいのだが、今日はしんどいのでここで。

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(2019)