全国裏探訪取材班は、盛岡市内中心部にある「サンビル」に来ている。このサンビルは、「愛のデパート サンビル」や単に「サンビルデパート」として1962年(昭和37年)開業以来盛岡市民に親しまれているという。
そんな親しまれていたサンビルも、最近の客は少なめ。商売っ気が全くなく惰性で続けている店が多いと思われる。結構末期的かも。
こんな休憩所もあるのだが、どことなく悲壮感が漂う。1階ですらこの有様だ。この休憩スペースに取材班も腰を掛ける。すると隣に座った老婆に前触れもなく話をかけられる。婆「選挙は公明党にお願いしますね。」取材班「は、はぁ・・(めんどくせー)」と大体察するが・・。立て続けに、婆「池田先生の御本も差し上げましょうか。」取材班「!!」婆「良かったらどうぞ。」取材班「いえ結構です!!(うぜー)」
それ以降もだいぶこの老婆に粘着されそうになったが、何とか振り切った。やばいなここ。
そういや、どっかの店先には三色旗もあったりしたな。ここ結構毒されてんのかな。それにしても、店先で本読んでたりやる気なさすぎだろw
店も客もあんまり裕福には見えないのだが、一獲千金を夢見るコーナーもあったり。まぁ実際は“愚者の税金”コーナーなのだが。
次に取材班は、裏側の入口に来た。結構伝統的なオフィスビルの佇まいだ。
少し上の階も探訪してみよう。THE昭和なエレベーターホール。
「サンビル全館落成記念大売出し」「盛岡・大通 サンビル デパート 電話代表番号➁1071」
1962年(昭和37年)開業当時の広告があった。今とロゴが変わっていない。良き見てみると、今では常識のエアコンも「完全冷房で涼しいお買物」などと書かれている。時代だな。
屋上階に来た。デパートと言われていた当時はここに屋上遊園地があった。コーヒーカップや各種乗り物があったようだ。そんな面影は全くないが。
現在2階以上のフロアは、農協の本部と弁護士事務所などのオフィス事務所が入っている。
今となっては単なる昭和のオフィスビルの様相なのだが、かつて2階には「大食堂」という食堂があったというが、今は見る影もない。
「岩手県信連」
取材班は1階に下りてきた。ここにもいかにも昭和風情の農協系の金融機関が。今となってはこんな光景もレトロだな。
「サンビル」
いかがだっただろうか。もうすぐで開業60年になるので老朽化でいつ閉館してもおかしくいは無いだろうな。将来は立地はいいので建て替えになるのだろうか。訪れるのはいいが、S○KA婆さんに気を付けるように・・
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(2019)