全国裏探訪取材班は、関東最大の漁港でもある「銚子漁港」にかつてあった関東最果ての私娼窟「田中特飲街」に来ている。田中特飲街のど真ん中に県道254号線が横断しており、これまで4回にわたってお伝えしてきたのだがまだ県道より北側の部分。まだ半分もお伝えできていない。さて続きを見て行こうとしようか。
「スナック パラダイス」
ここもスナックや飲み屋の入る物件か。こっちは少し近代的なためまだ入居中のようだな。
間道より北側の部分の田中特飲街は、一軒家でやっているような謎の外国式エステやこんな感じの既に終わりの時を待つスナックの残骸があるな。すっげい場末感だな。
この入口の雰囲気も何とも言えんな。何の店だったのだろうか。お、入り口にはこんな看板が。
「十八才未満の方の店内 立入は堅くお断りいたします 営業時間は午后十一時まで 銚子警察署 銚子市料理飲食業組合 連合会加盟店」
さて北側の田中特飲街の取材が終わり、ここから南側の田中特飲街隔てる県道の様子を見に行くか
「宮内魚店」
この県道沿いにはいかにも昭和風情の店舗が並ぶ。港町だけあって結構魚が安かった。
「年中無休 練歌ステージ 夢広場」
練歌ステージなんて書かれているので、さしあたり老人たちの歌の練習用か何かなのは違いない。相当暇なんだな。
「和田町」
こちらは田中町隣の和田町だ。それにしても人が少ないな。まず老人ばかりで子供がいない。なので、この千葉県銚子市は“第二の夕張”と言われるほど財政状態が危機に陥り、人口減少率は県内最下位だ。
例の加計学園系の千葉科学大学の建設費や、私立学校の設備、そして給食センターの設備など多額の事業がかさんだのと同時に、銚子市から神栖市への人口流入による地方交付税の減少。完全に甘い見積もりからくる行政の怠慢運営だな。
取材班は県道から南側の田中特飲街エリアに足を踏み入れる。お、早速それらしい建物が姿を現してきたな。
ライトなピンクとディープなピンクに彩られた建物。看板を見ると・・
「スナック マンナム (出逢い)」
マンナムとか言う看板があるな。下にわざわざ“()”を付けて“出逢い”とか書かれている。色遣いも完全アチャラ好みだし、これはおそらく朝鮮語に違いない。まぁ気色悪いおでん文字じゃないだけいいとするか。
県道から南側の田中特飲街は北側に比べ店舗も多く営業中の店も多いっぽい。ここからがかつては赤線の特飲街「田中」の中心地だな。
次回はこの田中特飲街の雰囲気や、地元民に聞いた現在の状況を紐解いていくか。
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(2019)