全国裏探訪取材班は、岩手県「水沢」の町を回遊してきた。前回水沢の飲み屋街である、寺小路に入ったのでどのような飲み屋街かマッタリ見て行こうか。
狸横町の隣に建つ、やたらと長い長屋風の飲み屋街。
総二階建てで、実はこの下は暗渠化された北上川の支流が流れる。
「中華料理 新珍」
この建物には滝さんのテナントが入り、立ち飲み屋、不動産屋、喫茶バー、スナックパブ、寿司屋などが並ぶ。雑居長屋と言ったところか。
メニューはこの通り。長年の蛍光灯や直射日光の光でダメージを受けているのか、やけに煤けた様子。ここ最近は料金は改定されていないようだ。ラーメン350円ってw
こちらがその長屋の北側終端。橋がかけられているが、両左右は建物で完全に暗渠化されていた。
「寺小路橋」
この橋がは1952年(昭和27年)竣工。今ではほぼ意味をなしていないが、この寺小路のマスコット的存在とでもいうべきか。
少し入ったところの2階にはまた飲み屋が・・階段を上がり・・
左右にスナックと思しき出入り口のドア。哀愁が漂う。
取材班はさらに水沢駅の方に歩いていく、寺小路の中心地が近づく。そうしていると、路地から古い8代目クラウンが。昭和か。
町の案内図を見てもわかるが、この辺は相当飲食店が密集しているな。
「約束 BAR YAKUSOKU」「ゆり」
ここらあたりがスナック密集エリア。基本木造2階建てのスナックが、ぎっしりと並ぶ。少し様子を見て行こう。
少し雪が残る。金曜だというのに通りの人通りはまばら。遠くからスローなカラオケのテンポが漏れてきているくらいか。楽曲は津軽海峡冬景色。やはりここら辺の人は北を向いているようだ・・
暗くわかりづらいかもしれないが、両脇は全て飲み屋。ただやっているのは一つ。
「スナック らぶ」
この路地ではここ、スナックらぶだけが営業しているようだ。それにしても、よしだやビルの某スナックのようにロゴにハートが入っていると色々勘ぐってしまうな。
「Fregrance フレグランス」
狭いエリアに所狭しとスナックが建っているので、角地の建物は45度に切り欠きがある。そこに出入口が設けられる。
「河長」
クランクになった路地裏と変な店構えの料理屋。カーニバルとか言うファッションクラブもあったり・・
「ファッションクラブ カーニバル」
結構この寺小路って町もカオスですな。
そしてこのクランクにある、こちらの店は何だろうか。謎だ。
「(有)福助屋酒店」
夜の道楽の御供と言えば、酒と煙草。長きにわたりここを訪れる男たちに提供してきた。そん貫禄が店内にあった。
スナックが密集する寺小路のちょうど中心に来た。次回、水沢最終回までお付き合いいただこう。
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(2018)