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全国裏探訪取材班は、岡山県笠岡市にやってきた。ここは「伏越遊郭」と言う遊郭があったというのでさっそく見ていきたいと思う。
「伏越2幹」
現在の住所は岡山県笠岡市笠岡と言う住所なんですけど、電柱や踏切の名前に「伏越」と言う名前が残っている。困ったら電柱を見よ。と言う裏探訪が発明したことわざはここでも通用するようだ。
この路地には無人販売もあるようなのだが「最近、お金を入れて下さらない人が おられます。お金は入れてください、お願いします。」と盗人に対しても非常に丁寧に注意書きをしていた。まぁ金を入れない輩にこれを書いても無駄だと思うが・・
「美容室 みずほ」
先ほど見た、山陽鉄道の石杭のあるところには廃墟となった美容室もありましたね。いい感じに煤けた廃墟になりつっつある。建物は建て替わってはいるが往時からここで酌婦が利用していたんでしょうか。

これも遊郭あるあるなんですけど、この伏越遊郭に関しても遊郭を取り囲むような感じで、水路があったりもするようだ。これはちょうど西側だ。
この辺まで進むと結構遊郭色が強くなってくる。もともと何らかの商売をやっていたような雰囲気とかもあるし、そもそも物件が極端に古くなってくる。
しかも見ての通りの生活感。ヨレヨレの下着なんかが干されていたり、大昔に流行った団子三兄弟タオルがいまだに現役だったりする物持ちの良さ。生活楽じゃないんでしょうか・・
オンボロの長屋のような街並みの中、ここは洋風の物件。表札を見るところガス屋らしいんですけど妙に艶っぽい意識を感じることができる。
この洋風の物件の逆側は駐車場と空き地になっている。もしかすると昔はここも物件が密に並んでいたに違いない。その奥は例の県道と古城山がすぐそこに迫る。遊郭の西はで遮る感じだ。
踏切から路地を進み伏越遊郭の中心部と思しきところまでやってきた。少し前まではここに岡部医院と言う、3階建ての洋館妓樓が存在したのだが、2009年(平成21年)に周囲5棟を焼く火災によって被災。取り壊しになってしまった。
「岡部医院」
こちらの写真は読者より提供していただいた2010年ごろの岡部医院。なかなかすさまじい存在感だな。独特な造形に妖艶なRを描いた構造。もしこれが今でも存在したとすればこの伏越遊郭跡も有名だったに違いないだろう。
さてこの岡部医院が無き今はどうなっているのか次回も「伏越遊郭」を見ていきますよ。
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(2021)