【和歌山県】「田辺新地」を見にいこう!【第二都市】(6)

 

全国裏探訪取材班は、和歌山県の第二都市、紀南の代表都市田辺市へとやって来た。ここには「田辺新地」という花街があり南方熊楠がよく通った料亭もあったり、「料理屋」の鑑札も多数あったり見応えはまずまずといったとこか。さて、そんな田辺新地も今回最後になってしまった。残る物件を見ていく。

さてこの通りは田辺新地のメイン通りの一本南側の場所。ここにもそれっぽい物件が立ち並んでんぞ。

それにしてもこの存在感。もう真性の遊郭にある妓楼にしか見えないんですけど。大迫力だな。

2階を見てみるとしっかりと雨戸が締められている。こりゃもう何年も風通していないような感じだな。雨戸の上の欄間には蝙蝠?のような意匠が健在だった。

この物件一本北側の大通りとつなぐ路地との角地に建てられているんですけど、通り側はこんな感じ。こちらの縦格子もなかなかの存在感。

んで、こちらが正面玄関なんですけど、雨水の樋が外れてしまっている。これはおそらく家が歪んできているのだろう。ほら画面の写真に定規当ててみてください。明らかに屋根が右下がりになってるでしょ?

この物件で築何年ぐらいなんでしょうかね。屋根の下にはクラシックな電線も敷設されていてかなり古いことが窺い知れる。建物自体は居住者はいないようだが、まだ健在だ。ただこの様子じゃ一番長く生きながらえてもどっちにしろ南海トラフで瞬殺だろうな。

「初の家」

最後になったが玄関周り。屋号の行燈と「風俗営業(料理屋)」の看板があった。てか、消失した私看板にはこの初の家の屋号はなかったな。

「広井」

 

そして、初の家の隣のこの物件。広井という屋号が書かれており、ここが完全に田辺新地所属の店らしい。私看板に広井っていう屋号が書かれていましたし。

「小坂」

「風俗営業」

ここにも、あしべと同じ新しいタイプの風俗営業の鑑札があった。比較的最近まで営業していたんでしょうかね。

その小坂からはこんな感じでニョキっとでる行燈タイプ。ストレートタイプよりちょっとブサイクなのはこれまた一興。

 

その小坂の東側にも、なんかそれっぽい物件があるいんですかど、路地に面したところにがっつりステテコを干していたり、今ではまるで客商売にあるまじき庶民の香ばしい風景になっている。それがまたいいんですけど。

そんな洗濯物を干してる物件の出入り口は、扇形の意匠があったり、一般民家ではないような雰囲気はするんですけどこれはどうなんだろな。でも作りは完全に料理屋なんですよね。話を聞きたいので門を叩いたが留守だった。残念!

さてここで全て見た感じなんですけど「田辺新地」は如何だっただろうか。南方熊楠も遊んだ田辺新地は王子はかなり華やかな花街だったに違いない。今でもそんな雰囲気は残っているので、南海トラフで壊滅しないうちに見といてほうがいいかも。なんせここは海抜2mなんでw

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(2021)