全国裏探訪取材班は、石川県加賀市に来ている。前回はピンク温泉郷の片山津温泉を訪れたんですけど。これで加賀市も終わりかと思ったら実はまだありましたよ。それが今回取材班が訪れる場所「ユートピア加賀の郷」こと「加賀温泉ホテル」だ。一時期は廃墟特集なんかで有名になったこの場所ですけど今はどうなっているんでしょうか。さっそく門をたたいてみましょうかね。
JR北陸本線の加賀温泉から北へ徒歩10分ほど歩くと「加賀大観音」が見えてくる。まぁ駅から目印のように目立つ観音様なんでそれをめがけてくると間違えは無い。現在でも大きく「参道↗」と書かれているんで、営業中なんでしょうか。
「観音温泉ホテル」
そして取材班は敷地内へと足を踏み入れた。なるほど〜これが例の観音温泉ホテルかぁ。それにしても客は我々だけか。しかもスタッフの気配もゼロこのホテルはどうなっているんだろうか。客室を見てもガラスが既になかったり、障子も破けてるし。
観音温泉ホテルの物件はこんな感じ。大体2、3階の低層物件のようだ。で順路は・・・
だだっ広い駐車場からホテル側へ上がってくるとこんな感じで、小学校の中庭みたいなところに出てくる。
「湯本♨源泉かけ流し 加賀の郷」「日本一・金色の観音様 加賀寺」
「温泉|ホテル 入口→」
お!まだ看板が上がってるぞ。ここもまだオンボロだが宿泊温泉施設として生きているのか。さっそく物件の中へと入って行きましょうか。
出入口はここ?!ですかね?まぁトイレも行きたいんで中へと利用しに行ってみましょう。
施設の内部の様子はこんな感じで、トイレは利用できなかったし、フロントもどこにあるんですかね?スタッフも一人もいないし。
往時利用されていたであろう看板も無数に放置されている。「ユートピア加賀の郷」との文字も発見。初詣の営業案内もあったり当時は賑わっていたんでしょうね。
フロントというか受付みたいな空間もあったんですけどここも半廃墟だ。温泉ホテル入口→とか言う看板もあって、誰も居ないいんですから廃墟探検しろってことでしょうか。まるで世にも奇妙な物語の主人公になった気分だな。
こっちはフロントのお土産コーナーといったところだろうか。ガラスケースの中にはもう既に何も無く、掃除の途中といったような感じ。
こちらは食堂か何かですかね。メニューとかぐらい貼り残していてもよさそうなもんなんですけど、それも無し。きれいさっぱりテナントに入れ替え中みたいな感じか。
床にはブラウン管テレビが見るも無残に真っ二つに床にたたきつけられてんな。これやもう映らんだろうが、そもそももうアナログ放送はとっくの昔に終わってますし。
よくあるホラーならここでブラウン管テレビから砂嵐がザーーーといきなり聞こえ出すのが慣例なんでしょうけど、聞こえるのは我々の足音のみ。さて次回も「ユートピア加賀の郷」こと「観音温泉ホテル」の加賀大観音の敷地内を見ていきましょうかね。
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(2021)