全国裏探訪取材班は、北陸のピンク歓楽温泉、石川県加賀市「片山津温泉」の路地を徘徊しているんですけど、いかがだっただろうか、コロナとやらの影響で廃墟化しかけてる温泉地なのだがピンク系は絶賛営業中のようだった。その辺は中世から現代まで続くピンク温泉地なだけある石川県のDEEPスポットだ。
「売物件」
潰れた商店だらけの片山津温泉の目抜き通りの山手側へと足を運んで行ってみる。こっちも怪しい物件がありそうだぞ。
「英国屋」
そんな山手側の路地を入って行くとこんな物件がありますよ。英国屋という喫茶店でしょうかね。ちょっと見ていきましょうか。
1階に駐車場。喫茶店の英国屋ではなさそうだな。やはりここはソ‐プか。てか、いかがわしい大人のお風呂屋さんに自国の名前が付けられているのをイギリス人が見たらどう思うんでしょうかね。昔でいうトルコ風呂w
2階を見ていくとこんな感じでステンドグラスのまがい物シールのようなものが貼られている。
そうこうしていると、シルバーのメルセデスベンツに乗った中年男性がご来店。ナンバーを見ると富山ナンバーだ。富山から高速を飛ばしてくノ一を買いに来ているのか。元気ですね。
入り口には18禁のシールが貼られているところで中の状況はお察しください。オフィシャルサイトを見たところホステスは20代前半から30代中盤まで在籍しているよう。ちなみに取材員のI氏によると、ここは店員がの態度がイマイチだったらしく、訪問したが入らなかったのだという。
すると、英国屋の中から経営者と思しき男性が出てきて取材班の方にむかって「何や!」と威嚇してきた。当然すぐに退散しましたけど、公道でカメラを持っているだけでエラい威勢の良さだったな。彼らは後ろめたい営業でもしているんでしょうか。例えば管理●春とか。
「かのや光楽苑」
そんなちょっとアレな歓楽温泉地片山津温泉なんですけど、ピンクなサーヴィスというのはなんでもソ‐プだけではないらしい。コンパニオン宴会というサイトによると、片山津温泉のある旅館ではピンクコンパニオンというサーヴィスもあるのだという。
「コンパニオン宴会」
このサイトを見るとこんな感じで和風旅館にコンパニオンも呼べるらしい。なにやら値段の安い順に「ノーマル」「ソフト」「ピンク」というそれぞれコースがあり、女が派遣されるらしい。「セクシーコンパニオンと楽しむご艶会♪」とありますけど、いったいどんな”艶会”なんでしょうか。さらに追加料金とか払えば○番とかあるんでしょうかね。
「加賀観光ホテル」
ここも片山津温泉の大規模温泉旅館だったようなんですけど、コロナで完全に閉館してしまっている。
閉館しているホテルのフロントを覗くとこんな感じ。まだ中身はキレイなんですけどもう復活は無いのだろうか。ちなみに戦後発刊された全国女性街ガイドにも、戦前の全国遊廓案内と同じような記述がある。「片山津温泉(かたやまづ)加南線・片山津下車 芸者は百四十八名。昔はここも山中と同じで、女中が湯女がわりをつとめたので「カモ」という呼び名があったが、今は、職業が分離されて芸者がカモとなった。(続)」
「柴山潟という湖水を前にしての遊興。「かもを一羽よんでみすか」「いらないよ」から 「そうき、かもも撃たずに空もどりけ。 やくちゃもないネ」これは「あんにゃま」と称する女中頭との一問一答だが、かもも撃たずにから戻りけ、など野趣があっていい。女中頭がその斡旋役である。」
女を呼ぶを、湖水のかもに見立てた表現がおもしろい。しかも、女中頭がその斡旋役とはここは戦前と変わらないようだな。今はピンクコンパニオンになっているようですがね。近くにはこんなスナックもあったりするんですけど見ての通り廃墟だ。
「お やげ」
で煤けたおみやげ屋さんもあったりもする。もう廃業しているのでお土産は買うことができませんが。ここ片山津温泉のソ‐プやピンクコンパニオンで遊ぶと“シシ””かも”から”おみやげ”を持って帰れるかもしれませんね。くれぐれもご利用は計画的にw
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(2021)