全国裏探訪取材班は、和歌山駅北の線路と川に挟まれたバラックに来ている。ここを取材班は「鬱屈のバラック」と呼んで居るんですけど、バラックの中はかなりDEEPな場所だった。そもそも出入口が1か所しかないので何かあっても逃げることすらできない。
ここがバラック地帯と外界を繋ぐトンネル。そう考えればここの守りはマジで鉄壁かも。平時は共産党の支所が守ってくれるし、バイオハザードになってもここを塞ぐとゾンビも入ってこれない。
中にあるバラック物件は中小合わせだいたい10件から15件ぐらいだろうか。そのうち住人が住んでいそうなのは半分も満たない。
さっき見た物件もこんな感じで違う角度から見る事も出来る。こっちからの角度のほうがよりバラック感がすごい。バラックお決まりのプロパンガスに破れたすだれ、トタンの継ぎ接ぎ感が芸術的。しかも2階の窓なんかベニヤが打たれてるし。
上空から見るとこんな感じ。このバラックも3次元的に見てみるとまるで昭和30年代のジオラマのよう。物件の周りには自転車2台、物干しざお、バケツ、洗濯機、そしてその周りには緑が多い。いや~自然と共生しているのも人間らしい暮らしなのではないでしょうか。
〈国土地理院から1960年代〉
昭和30年代のジオラマと言ったがそれもあながち間違えではなく、このバック街は昭和30年代にはこんな感じで存在していた。
さて、取材班は北のほうに歩いていきましょうか。もちろん普通自動車は入れない集落なんで、バラック地帯内の移動は見ての通り徒歩、自転車、原付のみ。
北側も大概でオンボロすぎる、まるでかつてのオウム真理教のサティアン的な物件にも見えるし、朝鮮人が招集された現場の飯場にも見えなくはない。目隠しして連れて来られたら、カルト教団の敷地に入ってきたといわれれば安易に信じてしまいそうな空気感。
目線をひらりにずらすと、そこには公衆便所がある。取材班が訪れた日は暑かったこともあり大小が発酵して独特の酸っぱい悪臭が周囲に漂っている。ある意味キムチ臭いと表現できるだろうか。もうこれ以上近づく気にはならない。てかよくこんなところに住むなぁ。風呂なしの物件だから自分の体臭に気づかないとかなんですかね。
「セールスお断り」
奥の物件には郵便受けと電灯がつけられている。まだが住んでいるんですかね。セールスお断りの札も貼られているんですけど、こんなところにセールスしにくる物好きの営業マンはおらんだろ。
この物件、さっきからサティアンとか朝鮮人飯場とかボロカス言ってるように思われるかもしれませんけど、横からも見てみてみるとマジでそんな雰囲気でしょ?w
でこの物件の周りなんですけど、上下水道がしっかりと整備されていないのか、水はけが悪く雨が止んで1日以上たっているのだが10センチほどの水深の大きな水たまりもあった。
さて次回も、和歌山駅の「鬱屈バラック」をまだまだ見ていきますよ。今日はしんどいのでここまで。
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(2021)