全国裏探訪取材班は、佐賀県唐津市「高島」に来ている。ここは宝くじの聖地として有名で島内には「宝当神社」と言われる由緒正しい神社仏閣があるのだと言う。前回までは島の売店を見てきたので今回はいよいよ参拝をしにいきましょうかね。
「高島」
党内は宝くじの島とか言いながらも最近の人口減少には歯止めがかかっていないようで、ぶっ潰れた家の残骸なんかもあったりする。
「寳當神社」
いよいよ取材班は宝当神社へとやってきた。ここが宝くじキチ◯イがこぞって訪れると言う神社ですか。さぞご利益があるんだろうな。
神社といってもそんな大した大きさがあるわけではなく、伝統的な神明造でもなければ、住吉造でもなく、大社造りでもない小屋みたいな感じだ。
中を覗くと不倫カップルのような男女が神に向かって「お金欲しいです」とお祈りしているようだ。
これは、きっちりと正座で二礼二拍手一礼をしているところ。七億当選するならこれくらい頭下げるのは屁でもないだろう。ここへくる時間的コストと金銭的コストを考えると建設的なことにそれを費やした方が金持ちになる可能性は上がると思うのだが・・まぁそんな脳があればここへは来ないか。
神社の屋代の中には、過去にここへ祈願して当選した人々の当選報告が所狭しと飾られている。「やっぱりここへ来たら当たるんだね!」「そうだね!僕たちもこれからたくさん宝くじを買おう!」「そうね!!」なんて言う会話をしているに違いない。
「金運」「宝当神社」「昇龍祈願本札」「勝利をつかむ守」
「雅守 〜セレブ守〜」「金運隆昌御守」
社務所のようなところには、お守り販売のための案内が所々に貼られる。昇龍、金運、隆昌、勝利、セレブwとこれどもかとポジティブな言葉が並ぶが本当に効果あるんでしょうかね。
「〜マネーバトルに勝つ〜 勝利をつかむ守」
こちらは、勝利をつかむお守りらしい。勝利!勝利!といえば、日本最大のカルト教団創価学会の専売特許だった気がしますが・・あ、それは、大勝利かwそれに手もこの勝利をつかむ守の効能は、ギャンブル、株や先物相場などのマネーバトルの効能も含むらしい。いやいや金失うやつやんw
「「宝当袋で島おこし」記念碑」
ちなみに、宝くじの換金率は45%で、公営ギャンブル(75%)やパチンコ(80%)よりも換金率が低いのはご存知だろうか。そう。買った瞬間にお金が半分以下になるゴミ債券、まさに愚者の税なのだが、この宝当神社はの成り立ちは宝くじではないらしい。
宝くじの聖地と呼ばれ出すようになたのは、1992年(平成4年)に高島の島民が宝くじ購入。宝当神社という名にあやかり当選を祈願した所高額当選した事がきっかけだったようだ。神社自体の成り立ちは、中世に野崎隠岐守綱吉が海賊吉井主吾を討ち滅ぼしたことに由来する。
島民を助けた、野崎隠岐守綱吉はこの島で亡くなったのだが、その墓の跡地に祠を建てたのがこの神社だった。当初は、野崎の名前かあ、綱吉神社と呼ばれたが、明治時代になり、この島の宝(当島の宝)の神社≒宝当神社と呼ばれだした。いやいや宝くじ関係ないw
「野崎」
で、そんな高島の宝当神社なんですけど、この島はかつて島を救った英雄野崎綱吉をリスペクトして、島民のほとんどの名前が野崎さんなのだと言う。あまり、民家には表札が出ていないので分かりづらいですが・・
「野崎家之墓」「野崎家之墓」「野崎家之墓」「野崎家之墓」
「野崎東家之墓」「野崎家」
ほぼ全員野崎さんなんで表札には野崎さんの表記はないんですが、高島の墓に行けば一面「野崎家之墓」なんで一目瞭然なんですよね。取材班的には宝くじが云々よりこっちの方に興味がありましたが・・・
まぁどのみち宝くじなんと言うものは当たったとしても悪銭身につかず。稼ぐ力は変わらないので、正しく当選金をつかえず浪費し、結局当選金を増やせず、まともな最期にはならない性質のお金なんで買ってはいけません。裏探訪の読者は頭いいと思うんで大丈夫かと思いますが。以上現場からでした。
#B級スポット #頭おかしい #頭悪い #お金 #ギャンブル #ズタボロ #マニアック #成金 #神社仏閣 #空撮 #路地裏 #観光地
(2021)