全国裏探訪取材班は、前回まで「思案橋横丁」を見てきたんですけど、今回取材班はより界隈の内側にある「柳小路通り」併せて見ていこうと思っている。こっちも少し違っていい雰囲気なんで是非最後までお付き合いください。

「思案橋」
取材班は思案橋横丁から、元丸山遊郭方面へと歩を進めていく。まぁこの辺は飲み屋とかそんなものばかりだ。

「柳小路通り」
すると柳小路通りという通りが出現する変則4差路がある。どうやら、柳小路通りの出発地点はここのようだ。ちなみにここは読んで字のごとく柳があるぞ。

「思切り橋 見返り柳 由来記」
長崎の色町丸山遊郭を目と鼻の先に擁するこの地は、思案橋に続いて思切り橋というものがその昔あったようだ。思い切って遊びに行く。まぁそんな意味なのだろうか。そしてそこにもう一つあるのが、この見返り柳というわけだ。どうやらこういったものは江戸の吉原でもあったようだ。江戸の敵をここで討った遊び人も居たのでしょうかw

「ようこそ柳小路通りへ」

さて、取材班はさっそく柳小路通りへと入って行きましょうかね。当然取材班が訪れたのが日中ということだけあって夜の雰囲気ではないのだが、読者にはそれを想像していただいてご覧ください。

戦後ドサクサの青線スナックに見まごうほどの密集した怪しいスナックの物件が多数あるよう。昼間見るとそれらは死んでいるように見えるんですけど、夜になったら怪しい光を放ちだすのだろうか。

ただ、長崎もなかなか厳しいようで、このようにシャッターで閉ざされている。
例の武漢発祥のウイルスで結構閉まっていたりもするんですよね。

で、この柳小路通りの特徴と言うほどのものでも無いのだが、狭い小路の上にあるこの小さな青色の渡し看板なんですよね。便所のピクトグラムのような男女のモチーフの背景には三日月と星の意匠がある。夜な夜な男女が街を徘徊しているイメージなんでしょうか。

そんな柳小路通りから横道を逸れると、さらに狭い路地がある、ここも飲み屋街が密集している所らしい。なるほど面白そうだ。ちょっと入って行きましょうかね。

その中の感じは薄暗く、夜になったいかにも怪しいスナックが営業していそうな雰囲気。だって明るい日中でもこの感じですよ。ちょっと玄人向けの飲み屋街らしい。

「由紀」「千秋」
中を歩いて回ると、ひたすら自分の足音はもちろん、静寂すぎて自分の心音だけが聞こえてくる。スナックの看板はオーナーの名前と思しきネーミングだ。まだまだ昭和感あるんですけど、あと30年もすれば葵とか陽菜とか萌という平成おばさんの名前になるんですかね。

「和風スナック まり」
この路地は雑音もなく暗くて情報量が少ないため、そんなくだらない妄想をしてしまう。ここも、まりおばさんの店ですかね。って、この行灯、勝手口って書いてるやつやんw

さて、次回も「柳小路通り」の続きを見ていきましょうかね。それでは次回もどうぞ。
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2021)