全国裏探訪取材班は、兵庫県神戸市北区「山田町」のとある地区に来ている。ここには1つの橋でしか行き来できない1つの通り道に依存してしまった集落がある。と、熱心な読者からのタレコミをもらい駆けつけた。一見普通の橋と住宅街らしいのだが、度々橋を巡ってトラブルになるようだ・・・あ、あと、投げ銭も1万円もいただきありがとうございますwこの場で感謝します!
問題の集落は国道428号線沿いにある。結構な交通量を持っている国道である。ここは有馬街道に沿う天王谷川にかかる1本の橋と聞いたが・・・
問題の橋があった。まずこの地区は1970年後半に開発され、この地区に住民が住み着くのと同時にこの橋ができたようだ。ここの住居は約30戸あり、問題は2019年に耐久性の問題で行政に依頼したところ、実は行政の持ち物ではないことが発覚し現在に至る。
これが問題の橋だ。パッと見たところ、耐久性に問題ありそうには見えない。行政から許可を得ずにバリケードを張れるということは公道ではない。どれどれ注意看板があるようだ。
全文を見ていこう。「大平団地住民のみなさまへ 橋架の建設から45年以上が経過し、路面の損傷等老朽化が進んでおります。先日ご提案致しました維持管理費等のご協力が得れない為、住民の皆様の安全を確保する為の処置をとる事に致します。今後、緊急車両・介護車両等以外の車両の通行を規制致します。
私橋の為、この橋を通行を希望する方は許可が必要となります。また、住民の皆様の歩行での利用や軽車両の利用は自己責任で可能です。橋の損傷等に寄与する事故に関しましての責任は一切受けません。車両等の通行は耐久性なdの診断が必要な為、当面通行禁止となります。何卒、ご理解のほどよろしくお願いします。 令和元年 12月吉日」
つまり住人が長い間利用しているにも関わらず維持管理費用をもらえなかったわけだな。
もちろん私橋ということになれば、破損や事故については使用者責任で橋の所有者が責任を負うことになる。タレコミによると2017年にとある日本人がオーストラリア人から橋とこの地区の家と土地を購入したようだ。
そして2019年4月に橋に付属していた水道管に亀裂が入り、補修費について水道局に住民が確認したところ、実は行政の持ち物ではないことが発覚した。所有者を探していたところ、所有者が判明。しかし、所有者はこのままだとまずいと考えある行動に出る。
それが橋の封鎖である。そりゃ当然の行為に過ぎない。勝手に自分の所有物で事件や事故を起こしてしまい、自分の責任を問われたたくないだろう。無論、橋の封鎖の前に説明会が何度も開かれたようだが、結局同意に至らなかった。
ちなみにこの説明会で提出された案が2つあったようだ。
「個人所有なので自治体の修繕対象にはならないため、1200万円で自治会に橋を売却するので、神戸市に移管してほしい。もし移管ができない場合、自動車20,000円、小型オートバイ5,000円などの月額通行料を取る」という代案も提示した。しかし住民の反応は・・・
どのような結論に至ったのだろうか。次回その辺を現場を見ながら解説していこう。
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(2021)